浄土宗新聞

大本山ご法主が4教区を巡教 北海道第二・長野・静岡・佐賀 11月7~11日

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 浄土宗の四つの大本山のご法主(住職)が、11月7~11日、北海道第二教区、長野教区、静岡教区、佐賀教区をご巡教された。
 巡教とは総本山、大本山のご門主やご法主が全国各地を巡られ、親しく檀信徒に浄土宗の教えを伝えるもの。
 今回は、来年迎える浄土宗開宗850年を契機に、金戒光明寺・藤本淨彦台下が同7~8日に北海道第二教区、大本山清浄華院・飯田実雄台下が8~11日に長野教区、大本山善導寺・阿川文正台下が8、10日に佐賀教区、大本山光明寺・柴田哲彦台下が10~11日に静岡教区の各地を巡った。
 このうち、11月8日に佐賀県神崎市・円福寺(黒谷真了住職)を巡教した阿川台下は、開宗850年について取り上げ、法然上人がお示しになったお念仏の尊さについて御教示(法話)を述べられた。当日は同寺をはじめ、近隣寺院の檀信徒も含め約140名が集まり、堂内にはお念仏の声が響き渡った。