浄土宗新聞

大切な人と思いつなげるお念佛 開宗八百五十年慶讃法要・コンサート 開催 浄土宗東京教区

東京教区10組の法要映像を流しながら参加者たちはお念佛をとなえた

東京教区10組の法要映像を流しながら参加者たちはお念佛をとなえた

2月23日、浄土宗東京教区(髙橋誠実教区長)では、浄土宗開宗850年を記念して、「開宗八百五十年慶讃法要・さだまさし記念コンサート」を、大本山増上寺(東京都港区)で開催した。僧侶・檀信徒ら延べ900名が参加するなか、「大切な人と思いつなげるお念佛」をテーマに、コンサートや法要、同教区青年会の協力による「東北三県ふれあい物産店」などを営んだ。
午前中は、浄土宗宗立大学である大正大学の3団体(混声合唱団・詠唱・雅楽)合同で『月かげの御詠歌』が献奏され、午後には髙橋教区長を導師に慶讃法要を勤修。続いて行われたさだまさし氏のコンサートでは、法然上人800年大遠忌にちなみ作詞作曲された『いのちの理由』を始めとした心に残る楽曲が熱唱され、参加者は聞き入っていた。