浄土宗新聞

子どもの笑顔 境内に広がる お寺で謎解きウォーク 福岡 授手の会

謎解きを楽しむ子どもたち

謎解きを楽しむ子どもたち

福岡県筑後地区の浄土宗若手僧侶有志で組織する授手の会(山下公義会長・福岡県小郡市實相寺住職)は、久留米市の魅力発信と地域資源を活かした街づくりを目的に催し等を展開する「久留米まち旅博覧会」が主催する体験プログラムの一環として、10月24日と12月19日、同市の大本山善導寺を会場に、「家族で楽しむ お寺で謎解きウォーク」を開催。両日合わせて10組45名が参加し、境内は謎解きを楽しむ家族連れでにぎわいを見せた。
このイベントは、同寺境内をスタンプラリー形式で回り、各所で僧侶から出される謎を解き、最後に仏教に関連する言葉を導き出すというもの。参加した親子は、頭を悩ませながらも、知恵を振り絞って謎解きに挑んでいた。
山下会長は「コロナ禍により息苦しい時期が続いていますが、境内に子どもたちの楽しそうな声が響いてよかった」と話し、今後も気軽に寺院へ足を運んでもらえるような取り組みを計画していくとした。