浄土宗新聞

大本山清浄華院 法主に飯田実雄師

法主に推戴された飯田実雄師

法主に推戴された飯田実雄師

5月26日、浄土宗宗務庁(京都市東山区)で浄土門主・法主推戴委員会(委員長=川中光敎宗務総長)が開かれ、大本山清浄華院(京都市上京区)の第83世法主に長野県駒ケ根市の安楽寺住職・飯田実雄師を推戴した。任期は令和3年5月26日から令和7年5月25日までの4年間。
飯田師は昭和24年生まれの72歳。昭和47年に大正大学を卒業、昭和50年には同大学大学院を修了。昭和55年から昭和60年まで、長野県駒ケ根市の安性寺住職、平成3年から同県同市の安楽寺住職を務められている。
その他、浄土宗長野教区伊那組組長、同教区議会副議長、同教区人権同和委員会副委員長、浄土宗常任布教師などの宗内要職を歴任され、大本山清浄華院においても長野教区出張所長、長老職を歴任、平成10年には大本山清浄華院御忌大会唱導師(門主・法主に代わって勤める法要の導師)、平成23年には総本山知恩院で営まれた法然上人800年大遠忌大本山清浄華院による法要において、右導師の大役も務められている。