世界卓球必勝を祈願 ロンドンで快挙、男子10年ぶりの銀 大本山光明寺

4月28日から5月10日にかけて、イギリスのロンドンで開催された「ITTF世界卓球選手権ファイナルズロンドン大会(世界卓球)」の選手団が4月20日、大本山光明寺(神奈川県鎌倉市=柴田哲彦台下)を訪れ、必勝を祈願した。
これは、日本卓球協会に所属していた山口円誉師(神奈川教区貞宗寺住職)が今回の出場選手たちの育成年代でコーチを務めていたことが縁となり実現したもの。
同寺での必勝祈願は、北京オリンピックの時を含め今回で3回目となる。
祈願法要では、柴田台下が導師を務め、選手団15名のほか、関係者らが参列。一同で念仏をとなえ、本尊に世界卓球への出場を奉告するとともに、大会での健闘を誓った。
また、柴田台下が参列者の頭上に香水をあてる「灌頂洒水」を執り行い、選手たちの身心を清め、祈願札やお守りが授与された。
法要後には「勝負は時の運というものですが、実力のほかにお念仏などの宗教的な部分からも影響があると思います。皆さんの健闘をお祈り申し上げます」と柴田台下より選手団に激励の言葉がかけられた。
日本が新たに世界に示した可能性
大会本番、男子団体は快進撃を見せた。世界ランキング3位の張本智和選手をはじめ、松島輝空選手、戸上隼輔選手が出場し、決勝へと駒を進めた。
決勝は大会11連覇中の中国に挑むも0―3のストレート負けを喫し、57年ぶりの優勝を逃したが、10年ぶりの銀メダルを獲得した。
一方、世界ランキング5位の張本美和選手など3選手が出場した日本女子は、順調に決勝まで勝ち進み、大会6連覇中の中国と対戦した。
試合は日本がリードし55年ぶりの金メダルに王手をかけたが、逆転を許し中国の優勝が決まり、6大会連続の銀メダルとなった。
次回の開催は2年後の2028年。日本(福岡県)での開催予定で、自国でのリベンジが期待される日本卓球の戦いは続いていく。
