特攻隊員として戦没した内弟子偲び 大楽寺が慰霊碑を建立

慰霊碑は、周りを黄・赤・青の玉石で囲むことで、極楽浄土を表現している
富山県射水市の大楽寺(田村晴彦住職)が7月6日、第二次世界大戦で特攻により戦没した内弟子の国谷弘潤陸軍大尉の慰霊碑(約1・4㍍)を建立した。
国谷大尉は幼少より大楽寺で内弟子として育ち、仏道修行に励んだ後、学徒志願により陸軍へ入隊。21歳で戦没した。本年5月には、出撃直前に認めた遺書2通が同寺へ届けられ、住職や檀家への感謝とともに〝平和への願い〟が綴られていた。その思いを未来へ伝えたいと考えた田村住職が、浄財を募り慰霊碑建立を実現させた。
田村住職は「戦争を経験した世代が少なくなる今だからこそ、この慰霊碑が平和について考えるきっかけになればと願っています」と思いを語った。