約340年前の当麻曼陀羅よみがえる 約2年の修復終え本堂へ

愛媛県宇和島市の大超寺(那須順孝住職)が所蔵する「阿弥陀極楽浄土図・当麻曼陀羅(観経曼陀羅)」の保存修復が完了した。9月28日、約2年ぶりに同寺本堂へと戻り、10月17日から一般公開されている。
曼陀羅は幅約2・9㍍、高さ約4・2㍍の大型掛軸。裏面には六字名号と「総本山知恩教院三十九世」との墨書があり、知恩院第39世・直誉感栄上人にゆかりがあるものとみられる。
那須住職は「寺院に伝わる文化財は、信仰の対象であると同時に、その土地の歴史や人々の営みを今日に伝える大切な文化遺産」とし、今後も次の世代へ大切に受け継いでいきたいと述べた。