浄土宗新聞

被災地を知る機会に 若手僧侶らが追悼法要

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福島県内の若手僧侶で組織する福島教区浄土宗青年会(霜村真康会長・いわき市菩提院副住職)が2月21日、富岡町の浄林寺(早川光明住職)で、東日本大震災10周年追悼法要を行った。当初、10年の節目である昨年3月実施予定であったが、コロナ禍で延期していた。
浄林寺は浄土宗寺院で福島第一原発に最も近く、周辺には震災の影響が残る。霜村会長は「震災を経験していない若い僧侶が被災地を知る機会になれば」と同寺での法要を企画。当日は会員約30名が念仏回向を捧げた。