浄土宗新聞

明るい新年を願い 願いの一字コンテスト2023

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仏教精神を世界に伝える活動を推進する(公財)仏教伝道協会(木村清孝(きよたか)会長)は1月6日、大本山増上寺(東京都港区)を会場に「願いの一字コンテスト2023」を開催した。

本年の「願いの一字」である「会」と揮毫者の鈴木氏
本年の「願いの一字」である「会」と揮毫者の鈴木氏


これは、昨今の社会情勢を踏まえ、人々の気持ちを明るくできる催しを模索していた同協会が、国内外で活躍する書家・鈴木猛利(もうり)氏と相談し企画したもの。新年への願いを込めた仏教精神に通じる漢字一字を募集。そのなかから、今年こそ会いたい人に会えるようにとの願いが込められた「会」の一字が選ばれた。発表時に鈴木氏が全身を使って力強く揮毫するパフォーマンスを披露すると、観衆から大きな拍手が起こった。
同協会担当の江田智昭(えだともあき)氏は「今年だけでなく来年もぜひ行いたい」と話した。