ニュース一覧
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先進技術で渋沢栄一ゆかりの地へ 宗門大学開発の自動運転バス提供 埼玉工業大学
浄土宗宗門大学の埼玉工業大学(埼玉県深谷市・柗川聖業理事長=東京都智香寺住職)は、同大学が開発し、実証実験を進める自動運転バスを、深谷観光バス株式会社に提供し、地域の注目を集めている。深谷市は、放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公で、新一万円札の肖像画に決まった近代日本経済の父といわれる渋沢栄一の生誕地で、現在さまざまなPR活動が行なわれている。そ -
まごころを込めてお参り 秋彼岸
日本には「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、秋彼岸を迎える頃には、残暑もやわらぎ過ごしやすい時期となります。秋のお彼岸の期間は、秋分の日を挟んだ前後3日間をあわせた7日間(今年は9月20日~26日)で、多くの寺院では彼岸会が営まれ、墓所は、お参りの方が供えた色とりどりの季節の花でいっぱいになります。「彼岸」とは、サンスクリット語の「波羅蜜多(パーラミター -
お寺で夏の思い出を 第55回おてつぎこども奉仕団
総本山知恩院(京都市東山区)で、7月26日から28日にかけて、第55回おてつぎこども奉仕団が開催され、26人が参加した。同奉仕団は、法然上人のみ教えを子どもたちに伝えるための行事。2泊3日のお寺での生活を通して、仏さまに手を合わせることの大切さ、人とのつながり、自然の恵みなどを学ぶことを目的としている。昨年はコロナ禍により開催できなかったが、今年はソーシャル -
屋根瓦葺き替え完成間近 大殿建立時の瓦 記念授与 大本山増上寺
東京都港区にある大本山増上寺(八木季生台下)では、令和6年に迎える「浄土宗開宗八百五十年慶讃事業」の一環として、大殿屋根瓦の総葺き替え事業を実施、取り外した土瓦を同事業の記念品として希望者に授与している。大殿は昭和49年の竣工。約半世紀にわたり風雨に耐えた屋根瓦は劣化し、損壊やズレが生じていた。参詣者への安全面や、地震、台風などの災害対策を考慮して、事業の実 -
身を引き締め 決意新たに 新命住職認証奉告式 7/19 総本山知恩院にて奉修
新たに浄土宗寺院の住職に認証された僧侶(新命住職)が、それを法然上人に奉告(神仏や貴人につつしんで伝えること)する「新命住職認証奉告式」が7月19日、総本山知恩院(京都市東山区)で執り行われ、新命住職は新たな門出を迎えた。奉告式には、昨年4月から今年3月までの間に浄土門主・伊藤唯眞猊下から住職に認証された僧侶111名のうち25名と、その寺族(住職家族)や檀信 -
平宗盛の最期 偲ぶ 宗盛公胴塚保存会
平家最後の総大将・平宗盛の胴塚のある滋賀県野洲市大篠原で宗盛公胴塚保存会が6月20日、「平宗盛公を偲ぶ集い」を行い、浄土宗を含む地元12カ寺で組織する篠原仏教会が法要を厳修。その後、地元住民らで復元した「首洗い池」を参加者にお披露目した。宗盛は、壇ノ浦の戦いで敗れ京都に移送中、現在の野洲市で斬首されたと伝わり、現地には胴体が埋められたという胴塚が残る。5年前