ニュース一覧
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フードパントリーと共用冷蔵庫設置 生活苦続く留学生支援 山口・勝榮寺
なかなか見えてこない新型コロナウイルス感染症収束の先行き。アルバイトなどに頼ってきた外国人留学生は収入が激減、母国に帰ることも難しく、窮状が続いている。そのような中、山口県周南市にある勝榮寺の原田宗隆住職は、今年7月からフードパントリーと共用冷蔵庫をJR徳山駅近くの施設に設置し、留学生が安心して生活できるように支援している。きっかけは、同寺が3年前から月に1 -
お知らせ 信仰の心を形に 浄土宗芸術祭美術展
浄土宗芸術家協会(光成輝道理事長)は、京都市美術館別館において、11月2日から7日まで第46回浄土宗芸術祭美術展を開催する。浄土宗の僧侶や檀信徒をはじめとする同協会の会員が、日本画、洋画、彫刻・彫塑、写真、工芸、書などの幅広いジャンルの作品が多数出展。浄土門主・法主墨蹟展、宗立宗門校学生美術展も併催。さらに、今年から、浄土宗開宗850年慶讃事業の一環として浄 -
地元の魅力を取材・発信 『岩内サイクル新聞』発行 北海道・帰厚院
北海道岩内町にある帰厚院(成田賢一住職)では、今年4月から、同町おすすめの場所などをまとめた『岩内サイクル新聞』を毎月一回発行し、道の駅や町内の観光施設、商店などで無料配布され、観光客や地域住民から好評を得ている。同紙は、岩内町地域おこし協力隊と岩内高校の学生が中心となって取材・編集を行い、おすすめの飲食店や観光スポットを紹介する情報誌。同院にある無料貸出自 -
秋の夜長にお念仏 お十夜
秋も深まりをみせ、肌寒さを感じることも多くなってきたこの頃、夜、ふと空を仰げば、空気が澄んでいるせいか明るい月が美しく輝いています。この季節、全国各地の浄土宗寺院では、「十夜会(=十夜法要)」が営まれます。「お十夜」「十夜講」「十夜念仏」などとも呼ばれるこの法要。「十夜」とは「十日十夜」を略したもので、もともとは旧暦の10月5日の夜から15日の朝までの10日 -
震災復興とコロナ収束へ想いを込めて 知恩院で相馬流山踊り奉納
福島県南相馬市に鎌倉時代から約700年にわたって伝承される「相馬流山踊り」の奉納が、8月8日に総本山知恩院(京都市東山区)で行われた。「相馬ながれやま踊りJuniorの会」に所属する同市在住の中高生ら13人が、東日本大震災からの復興と新型コロナウイルス感染症収束を願い、演舞を披露した。この踊りは、国重要無形民俗文化財「相馬野馬追」時に歌い、踊られているもの。 -
母親同士のコミュニティの場に 戌の日マルシェ 大本山善導寺で開催
大本山善導寺(福岡県久留米市)は7月25日、同市観光振興団体の久留米DMOと協同し、妊婦や子育て家庭向けのイベント「戌の日マルシェ」を開催、地域で好評を得ている。これは久留米DMOが、同市を安心して子育てができる魅力的な街にしたいとの思いから、安産・子育てで知られる同寺に呼びかけて企画したもの。安産の守り神とされている犬にちなんで、戌の日に合わせて開催するこ