ニュース一覧
-
心安らぐひと時を 遊歩道で自然散策 栃木 圓通寺
栃木県益子町の圓通寺(大島完之住職)が6月、境内に遊歩道を新たに設けた。遊歩道の全長は約400メートル。景観に配慮し、自然の土のような色合いのマサファルトという真砂土を使い舗装した。また、勾配がきつい箇所がいくつかあるため、参拝者が歩きやすく危険のないよう、極力階段の段差を緩くし、ほぼ全体にロープ柵を設置した。以前より、同寺には多くの紅葉があったが、あまり知 -
大本山清浄華院 法主に飯田実雄師
5月26日、浄土宗宗務庁(京都市東山区)で浄土門主・法主推戴委員会(委員長=川中光敎宗務総長)が開かれ、大本山清浄華院(京都市上京区)の第83世法主に長野県駒ケ根市の安楽寺住職・飯田実雄師を推戴した。任期は令和3年5月26日から令和7年5月25日までの4年間。飯田師は昭和24年生まれの72歳。昭和47年に大正大学を卒業、昭和50年には同大学大学院を修了。昭和 -
精霊棚の祀り方
7月から8月にかけ、全国的に行われるお盆。その時期には、ご先祖さまをお浄土からお迎えするため、精霊棚を設えます。まずお仏壇の前に脚の低い机を用意し、真菰でできたゴザ(または白布)を敷きます。机の四方(または奥2カ所)に竹を立てて縄を張り結界とします。提灯に見立てたホオズキなどを吊るします。中央奥には位牌をお祀りし、手前に御霊前とお供物、さらに中央手前に香炉、 -
「お盆」リーフレット配信中
浄土宗では「はなまつり」に続き、「お盆」を解説したリーフレットを制作、Webで配信しています。このリーフレットは、子どもたちに「お盆」の意味を知ってもらい、親しんでもらうため、各ご家庭での利用のほか、寺院や保育園、幼稚園などでの使用を目的に作成したものです。フルカラーで「お盆」の意味・迎え方などを解説したものと、お盆をモチーフとしたぬりえの2種類があり、1枚 -
世界で「南無阿弥陀仏」 世界同時念仏会
フランスにある浄土宗ヨーロッパ仏教センター(高僧光隆主事)が、7月17日午後11時(日本時間)から、「第4回C.N.I(C.N.I=Chanting Namu-amida-butsu Internationally)世界同時念仏会」を開催する。例年、東京と京都で開催している「24時間不断念仏会」に中継で参加している世界各地が主催となり行っているもの。昨年11 -
気軽に行ける寺院を目指して 大変なときこそ門戸を開く
自粛生活を余儀なくされた新型コロナウイルス感染症のまん延からすでに1年以上。外出をすることもどこかはばかられる今こそ門戸を開くべきと、工夫を凝らし活動する寺院を取材した。 寺ピアノで心ゆたかに 滋賀・西方寺 滋賀県草津市の西方寺(牧達玄住職)では、境内にピアノが置かれ、訪れた参拝者が自由に音色を奏でている。住宅の多い地域にたつ同寺は、以前から数珠づくり体験や