ニュース一覧
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震災復興とコロナ収束へ想いを込めて 知恩院で相馬流山踊り奉納
福島県南相馬市に鎌倉時代から約700年にわたって伝承される「相馬流山踊り」の奉納が、8月8日に総本山知恩院(京都市東山区)で行われた。「相馬ながれやま踊りJuniorの会」に所属する同市在住の中高生ら13人が、東日本大震災からの復興と新型コロナウイルス感染症収束を願い、演舞を披露した。この踊りは、国重要無形民俗文化財「相馬野馬追」時に歌い、踊られているもの。 -
母親同士のコミュニティの場に 戌の日マルシェ 大本山善導寺で開催
大本山善導寺(福岡県久留米市)は7月25日、同市観光振興団体の久留米DMOと協同し、妊婦や子育て家庭向けのイベント「戌の日マルシェ」を開催、地域で好評を得ている。これは久留米DMOが、同市を安心して子育てができる魅力的な街にしたいとの思いから、安産・子育てで知られる同寺に呼びかけて企画したもの。安産の守り神とされている犬にちなんで、戌の日に合わせて開催するこ -
御影堂大修理後初の消防訓練 知恩院と東山消防署が合同で
7月20日、総本山知恩院(京都市東山区)と東山消防署が、御影堂前で合同消防訓練を行った。今回の訓練は知恩院職員の防災意識向上や、防災設備への理解を深めることなどを目的としており、昨年に御影堂の大規模修理を終えてから初めての実施となった。訓練は、御影堂で火災が発生したことを想定して行われ、職員約30名と消防隊員約30名が、通報から鎮火までの流れを確認した。職員 -
先進技術で渋沢栄一ゆかりの地へ 宗門大学開発の自動運転バス提供 埼玉工業大学
浄土宗宗門大学の埼玉工業大学(埼玉県深谷市・柗川聖業理事長=東京都智香寺住職)は、同大学が開発し、実証実験を進める自動運転バスを、深谷観光バス株式会社に提供し、地域の注目を集めている。深谷市は、放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公で、新一万円札の肖像画に決まった近代日本経済の父といわれる渋沢栄一の生誕地で、現在さまざまなPR活動が行なわれている。そ -
まごころを込めてお参り 秋彼岸
日本には「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、秋彼岸を迎える頃には、残暑もやわらぎ過ごしやすい時期となります。秋のお彼岸の期間は、秋分の日を挟んだ前後3日間をあわせた7日間(今年は9月20日~26日)で、多くの寺院では彼岸会が営まれ、墓所は、お参りの方が供えた色とりどりの季節の花でいっぱいになります。「彼岸」とは、サンスクリット語の「波羅蜜多(パーラミター -
お寺で夏の思い出を 第55回おてつぎこども奉仕団
総本山知恩院(京都市東山区)で、7月26日から28日にかけて、第55回おてつぎこども奉仕団が開催され、26人が参加した。同奉仕団は、法然上人のみ教えを子どもたちに伝えるための行事。2泊3日のお寺での生活を通して、仏さまに手を合わせることの大切さ、人とのつながり、自然の恵みなどを学ぶことを目的としている。昨年はコロナ禍により開催できなかったが、今年はソーシャル