ニュース一覧
-
コロナ禍だからこそつながりを 子ども食堂で交流の場 提供
新型コロナウイルス感染症の影響により活動が制限される厳しい状況の中、今年3月から子ども食堂を始めた寺院がある。2カ寺は「こんなときだからこそ人のつながりを大事にしたい」と奮闘している。 くろ谷 こども食堂 京都・大本山金戒光明寺 京都市左京区にある大本山金戒光明寺(久米慶勝台下)の僧侶有志が、地域に貢献したいと、同寺を会場に月に1回「くろ谷 こども食堂」を始 -
オンラインで参加可能! 第16回24時間不断念仏会
東京都港区観智院住職・土屋正道師が代表を務める「24時間不断念仏会」が、5月8日午後1時から翌9日午後1時まで、オンラインで開催される。これは、昼夜を問わず「南無阿弥陀仏」ととなえる念仏会。今回は感染症拡大防止のため、オンライン会議システム「Zoom」での参加が可能。メイン会場となる大本山増上寺(東京都港区)からの配信を中心に、国内外寺院などからの中継も予定 -
手水舎にアヒル!? 参拝者の癒しに 京都・くろ谷 金戒光明寺
京都市左京区にある大本山金戒光明寺(久米慶勝台下)の手水舎に色鮮やかな花とたくさんのアヒルの人形が飾られ、話題となっている。同寺では昨年12月から手水舎にカメの人形50体を飾っていたが、今年2月7日にその人形が忽然と消え、再度人形を置くも、3月2日再び盗難被害に。同寺は公式ツイッターで2度にわたり被害にあったことを報告すると、直後に投稿を見た人からアヒルの人 -
文化財 後世に守り伝える 学生が仏像模刻 奉納 京都・平等院
京都府宇治市の平等院(神居文彰住職)にある国宝「雲中供養菩薩像」のうちの1躰を学生が模刻、同院塔頭・浄土院は3月17日の彼岸法要にあわせて檀信徒約100名と開眼式を営んだ。 雲中供養菩薩像は鳳凰堂内の南、西、北の壁面上部に掲げられている52躰の菩薩像で、天喜元年(1053)に制作されたもの。各像には南、北各1から26の番号がつけられ、阿弥陀如来坐像を囲むよう -
「災害支援ネットワークIwaki(DSNI)」発足
2月23日、福島県いわき市で馬目一浩師(福島・阿弥陀寺副住職)が会長となり、災害支援を目的とした団体同士が常日頃の連携を強化し、災害発生時の円滑な支援活動の展開をめざそうと「災害支援ネットワークIwaki(DSNI)」を発足した。現在は県内外約20の災害支援団体と個人有志で構成されている。馬目師は、2011年の東日本大震災直後から、浄土宗僧侶によるいわき市の -
時代のなかの念仏を知る 『浄土』無料公開が話題
法然上人鑽仰会(佐藤良純会長)による機関誌月刊『浄土』のウェブ上での無料公開が話題を集めている。同会は法然上人の思想と信仰を現代に生かそうと昭和10年に設立し、同年5月には『浄土』を創刊、今日まで発行を続けている。無料公開は、戦前から続く同誌が、時代のなかの念仏信仰を伝える貴重な資料となるため、多くの人に知ってほしいとの思いで平成30年からはじめた。閲覧は法