最新記事一覧
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トルコ緊急支援 浄土宗・浄平協 駐日トルコ大使館に200万円を寄付
浄土宗と国際交流や平和の実現に向け活動する浄土宗平和協会(廣瀬卓爾(ひろせたくじ)理事長)が、2月6日に発生したトルコ南東部・シリア国境付近を震源とするトルコ・シリア大地震被害への義援金200万円を駐日トルコ大使館に寄付した。3月3日、浄土宗の川中光敎(こうきょう)宗務総長と宮林雄彦(ゆうげん)宗務役員が同大使館(東京都渋谷区)を訪問、川中総長より、一等参事
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芸術浄土展 4年ぶりの開催
法然上人のみ教えを基盤に文化芸術の向上発展及び普及を目指す浄土宗芸術家協会(光成輝道(みつなりきどう)理事長)は、2月22日から26日まで、銀座かねまつホール画廊(東京都中央区)を会場に、4年ぶりとなる「第20回芸術浄土展」を開催した。同展は、本来2年ごとの開催だが、令和2年はコロナ禍により中止となり、今回ようやくの開催となった。会場には浄土宗僧侶や檀信徒を
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浄土宗開宗850年慶讃事業 5/9 法灯リレー開白法要
法然上人の教えの尊さをあらためて檀信徒に伝えることを目的とした「法灯リレー」を全国の若手僧侶で組織する全国浄土宗青年会(寺井孝導(こうどう)理事長)が5月9日から開始する。9日には浄土宗青年会会員が、法然上人がお念仏の教えに確信を得るに至った書物と出会われた比叡山青龍寺・報恩蔵の灯を上人の教えとしていただき、上人が庵を結んだ総本山知恩院(京都市東山区)まで念 -
法然上人の世界観を学ぶ 中外日報 宗教文化講座 全4回
宗教文化講座「念仏一筋の道を選ぶ―浄土宗立教開宗850年記念 法然上人の導き」が、4月から10月にかけ、全4回開催される。この講座は、宗教専門紙を発行する中外日報社が平成23年から行っているもの。令和6年に浄土宗開宗850年を控える本年は、法然上人の生涯や、上人独自の仏教思想が後世に与えた影響をテーマに、浄土宗の大本山の御法主台下や宗立大学の教授がそれぞれの
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連載 仏教と動物 第17回 鸚鵡にまつわるお話
お釈迦さまの前世における物語『ジャータカ』をはじめ多くの仏教典籍(仏典)には、牛や象などの動物から、鳥や昆虫、さらには空想上のものまで、さまざまな生き物のエピソードが記されています。この連載では『仏教と動物』と題して仏教における動物観や動物に託された教えについて紹介いたします。第17回目は、飼い鳥としても親しまれている動物「鸚鵡」を取りあげます。 人語をまね
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心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第6回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第1章道綽禅師聖道浄土の二門を立てて