最新記事一覧
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浄土宗開宗850年 開宗までの道のり 講談で披露 大本山百萬遍知恩寺
大本山百萬遍知恩寺(福原隆善台下=京都市左京区)が3月14日、同寺の浄土宗開宗850年慶讃事業の一つに位置付ける記念講談「みほとけとともに~万人救済の道」を初披露した。これは令和6年の開宗850年に向け、法然上人を身近に感じてほしいとの思いから企画。同寺の福原台下が、上人の生誕から開宗までをまとめた著書『みほとけとともに』を原作に、同寺と交流があり、昨年度文 -
94名に進叙の辞令 6日増上寺 24日知恩院
浄土宗教師(僧侶)の業績に応じて与えられる階級「僧階」のうち、正僧正、僧正に任ぜられた僧侶などに辞令を渡す叙任式が、4月6日に大本山増上寺(東京)、同24日に総本山知恩院(京都)で、それぞれの御忌期間中に執り行われた。令和3年度は正僧正には21名、僧正には66名が新たに叙任された。その他、布教教化の業績に応じて与えられる「教階」のうち、司教に2名、学問の研鑽 -
連載 仏教と動物 第10回 犬にまつわるお話
お釈迦さまの前世における物語『ジャータカ』をはじめ多くの仏教典籍(仏典)には、牛や象などの動物から、鳥や昆虫、さらには空想上のものまで、さまざまな生き物のエピソードが記されています。この連載では『仏教と動物』と題して仏教における動物観や動物に託された教えについて紹介いたします。第10回目は、愛らしく人気のある動物「犬」を取りあげます。 世界中で愛される動物 -
令和4年5月
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その日獲れたばかりの 新鮮な魚介類が味わえる老舗の料亭 島料理 末廣
島根県隠岐の島町・善立寺檀信徒 島根半島の北方、約50㎞の日本海に浮かぶ隠岐の島、その玄関口にあたる西郷港すぐ側にあるのが、島料理末廣。末廣の名で当地において営業を続けること約100年という、島きっての老舗料亭として賑わい続けてきた名店である。店内は人数に合わせて区分けされた個室が中心という落ち着いた風情。家族や気心の知れた仲間だけでなく、接待などでの利用が -
【心のケア】悩めるあなたに“ブッダ流”の生き方
苦しみの原因は〝欲望〟と〝現実〟のズレにあり 苦しみが生まれる理由 生まれた人間は、いつかは老い、病気になり、そして最後には死を迎えます。この老・病・死は、地域や時代、また性別に関係なく、誰にも訪れる現象です。さとりを開いたといわれるブッダといえども、例外ではありませんでした。どうして「老・病・死」を苦と感じるのかといえば、人間は「若さ・健康・生命」に執着す