最新記事一覧
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先進技術で渋沢栄一ゆかりの地へ 宗門大学開発の自動運転バス提供 埼玉工業大学
浄土宗宗門大学の埼玉工業大学(埼玉県深谷市・柗川聖業理事長=東京都智香寺住職)は、同大学が開発し、実証実験を進める自動運転バスを、深谷観光バス株式会社に提供し、地域の注目を集めている。深谷市は、放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公で、新一万円札の肖像画に決まった近代日本経済の父といわれる渋沢栄一の生誕地で、現在さまざまなPR活動が行なわれている。そ -
まごころを込めてお参り 秋彼岸
日本には「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、秋彼岸を迎える頃には、残暑もやわらぎ過ごしやすい時期となります。秋のお彼岸の期間は、秋分の日を挟んだ前後3日間をあわせた7日間(今年は9月20日~26日)で、多くの寺院では彼岸会が営まれ、墓所は、お参りの方が供えた色とりどりの季節の花でいっぱいになります。「彼岸」とは、サンスクリット語の「波羅蜜多(パーラミター -
想う気持ちを“かたち”に 作法のキホン(下)
秋分の日を中日とした前後3日間をあわせた7日間は秋のお彼岸。お寺での法会に参加されたり、お墓参りに行かれる方も多いのではないでしょうか。お彼岸は、ご本尊さまやご先祖さまへ日々の感謝を伝える大切な機会。今号で紹介する作法の基本をおさえ、大切な方と静かに向き合う時間を、よりよいものにしましょう。 お寺にお参りする前に 門前での作法 多くのお寺の入口には、「山門」 -
連載 仏教と動物 第4回 師子にまつわるお話
お釈迦さまの前世における物語『ジャータカ』をはじめ多くの仏教典籍(仏典)には、牛や象などの動物から、鳥や昆虫、さらには空想上のものまで、さまざまな生き物のエピソードが記されています。この連載では『仏教と動物』と題して仏教における動物観や動物に託された教えについて紹介しています。第4回目は、百獣の王と呼ばれ、威厳のある動物「ライオン(師子)」を取りあげます。 -
令和3年9月
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お寺で夏の思い出を 第55回おてつぎこども奉仕団
総本山知恩院(京都市東山区)で、7月26日から28日にかけて、第55回おてつぎこども奉仕団が開催され、26人が参加した。同奉仕団は、法然上人のみ教えを子どもたちに伝えるための行事。2泊3日のお寺での生活を通して、仏さまに手を合わせることの大切さ、人とのつながり、自然の恵みなどを学ぶことを目的としている。昨年はコロナ禍により開催できなかったが、今年はソーシャル