連載・特集一覧
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【浄土宗の読む法話】「約束」
「また明日会おうね。」私たちは、家族や友達、また色々な人と会った時、挨拶をします。そして、時には約束も交わします。「次は◯月◯日の◯時にこの場所で。」「今度くる時はまた楽しい話をしましょう。」簡単な約束、重要な約束、色んな約束がありますが、約束とは私たちの未来へのつながりを願った誓いといえます。 私には、Sくんという幼なじみがいました。幼稚園、小学校、中学校 -
日々のおつとめ―浄土宗日常勤行式 第10回 「一枚起請文」➀
お念仏の肝要「一枚起請文」 今回から2回に分け、法然上人のご遺言ともいえる「一枚起請文」を解説します。今回は前半部分を中心に説明します。 唐土我朝に、もろもろの智者達の、沙汰し申さるる観念の念にもあらず。また学問をして、念のこころを悟りて申す念仏にもあらず。ただ往生極楽のためには、南無阿弥陀仏と申して、うたがいなく往生するぞと思いとりて申す外には別の仔細候わ -
日々のおつとめ―浄土宗日常勤行式 第9回 「本誓偈」
善行をふり向ける「本誓偈」 弥陀本誓願 (みだほんぜいがん)極楽之要門 (ごくらくしようもん)定散等回向 (じょうさんとうえこう)速証無生身 (そくしょうむしょうしん) 十念 意訳阿弥陀さまの本願は、人々が阿弥陀さまに救われて極楽に往生するための肝要な門です。すべての善根功徳をふりむけて、速やかに生と死を超えた身となりましょう。十念(十遍のお念仏をとなえます -
日々のおつとめ―浄土宗日常勤行式 第8回 「四誓偈」➁
阿弥陀さまの誓い「四誓偈」➁ 前回は「四誓偈」に説かれる四つの誓願のうち、はじめの三つについて触れました。それは、①自ら立てた四十八願を成就すること、②人々をもれなく救うこと、③阿弥陀如来の名前をあらゆる世界に届かせること、を必ず実現する、との法蔵菩薩(阿弥陀如来の前身)の決意表明でしたね。今回は四つ目の誓いです。 離欲深正念 (りよくじんしょうねん)浄慧修 -
日々のおつとめ―浄土宗日常勤行式 第7回 「四誓偈」
阿弥陀さまの誓い「四誓偈」 我建超世願 (がごんちょうせがん)必至無上道 (ひっしむじょうどう)斯願不満足 (しがんふまんぞく)誓不成正覚 (せいふじょうしょうがく) 意訳私(法蔵菩薩=仏になる前の阿弥陀仏)は世にすぐれた本願(四十八願)をたてました。私は必ずその本願を成就して、さとりを得ます。もしその通りに成就できなければ、私は仏にならないと、固く誓います -
【こころのケア】Webカウンセリング 2
コロナ禍でのこころのケアをめぐる「新しい生活様式」 Q:高齢の両親が心配だが、今帰省すべきか 私はコロナ感染者が増えている東京で働いているOLです。毎年、お盆の時期には、田舎で暮らす両親に会いに帰省しています。今帰省するのは、「不要不急」かもしれないと思いながらも、遠く田舎で二人暮らしの高齢の両親が心配です。病気がちな母の入退院も気になります。職場の同僚は、