浄土宗新聞

仏前に響き渡る妙なる音色 浄土宗芸術家協会演奏会開催

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ピアノの伴奏による声楽の様子。美しい声楽が会場中に響き、訪れた来場者を喜ばせた

 浄土宗僧侶や檀信徒らで組織され、美術展や音楽会、舞台芸術など芸術分野で専門的な活動を行っている浄土宗芸術家協会(光成輝道理事長)が6月18日、浄土宗宗務庁(京都市東山区)で演奏会を開催した。
 この演奏会は、同協会が音楽などを通して現代に念仏の教えを広め、人々の宗教的な情操を高めることを目的に実施しているもの。
 当日は、ピアノや三味線、声楽など様々な演目が披露され、会場に美しい音色が響き渡った。同協会が主催する演奏会は今回で30回目。初めて宗務庁の講堂で開催され、約100人の来客が多種多様な楽曲を楽しんだ。
 演奏会は、10の個人・団体が出演し、多彩な発表が行われた。その中には、京都市中京区の善導寺(小川隆宏住職)で活動するコーラスグループ「アンサンブルZen」による合唱や、作曲家としても著名な小川住職作曲の『高瀬川慕情』を同寺副住職の小川隆昭師による指揮のもと演奏された。
 光成理事長は、「約40年前に宗務庁の庁舎が完成した時からいつか演奏したいと思っており、ようやく念願が叶った」と喜びを述べた。