ニュース一覧
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三大蔵 ユネスコ「世界の記憶」国際登録を受け 増上寺と浄土宗に登録証授与
4月にパリで開催された、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の執行委員会で、「世界の記憶」に「増上寺が所蔵する三種の仏教聖典叢書(増上寺三大蔵)」が国際登録されたことを証明する登録証が、7月29日、申請者の大本山増上寺(東京都港区=小林正道執事長・写真左)と浄土宗(川中光敎宗務総長・写真右)に北山浩士日本ユネスコ国内委員会事務総長(写真中央)から贈られた。
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京都浄土宗寺院特別大公開 京都教区教化団
京都教区教化団(北村隆信教化団長)が10月1日から26日まで、「京都浄土宗寺院特別大公開」を開催。 これは、京都教区の浄土宗寺院を、檀信徒に限らず一般の方にも参拝いただくことを目的に開催し、今年で第10回目となる行事。 今回は、総本山知恩院、京都府の大本山3カ寺を含む78カ寺が参加。普段は拝観できないお寺の本堂の内部をはじめ秘仏・秘宝の特別公開などが行われ -
極楽浄土に思いを寄せて 秋彼岸
9月の祝日「秋分の日」は、太陽が真西に沈む日。 秋分の日の由来は、明治時代に始まった宮中祭祀「秋季皇霊祭」にあります。この日には、歴代天皇や皇族の霊をまつる祭儀を行っており、国民もこれに倣ってご祖先さまを供養する日となりました。その後、1948年に施行された「祝日法(国民の祝日に関する法律)」により、新たに「秋分の日」と制定され、その趣旨が「祖先を敬い、亡 -
争いなき平和な世を願い 8月15日 増上寺 平和祈願会
第二次世界大戦終戦から80年となった8月15日、大本山増上寺(東京都港区=小澤憲珠台下)が、「平和祈願会」を大殿本堂で厳修した。 増上寺は毎年8月、原爆が広島と長崎に投下された6日と9日、それぞれの追悼会を営むとともに、「終戦の日」の15日、戦没者を供養し、争いのない平和な世が続くことを願い、この法要を勤めている。 小澤台下を導師に11時45分から始まった
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お寺で過ごす夏休み 神奈川教区が「夏期僧堂」を開催
7月23日から25日までの3日間、神奈川教区(夏見裕貴教区長)が大本山光明寺(神奈川県鎌倉市=柴田哲彦台下)で「夏期僧堂」を開催、小学2年生から高校1年生までの子どもたち28名が参加した。 これは、仏教を体験的に学ぶとともに、仲間と協力し合う心を育むことを目的に毎年行われている。 初日の開堂式は、柴田台下が導師を務め、「お友だちと力を合わせ、充実した3日間
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今秋「法然と極楽浄土」 九州ゆかりの名宝多数
令和6年に浄土宗が開宗850年を迎えるに際して企画され、東京国立博物館、京都国立博物館の開催で17万人以上を動員した特別展「法然と極楽浄土」が、九州国立博物館(福岡県太宰府市)で10月7日から11月30日まで催される。 7月17日、開催に先立ち九博で行われた記者発表会で、浄土宗の川中光敎宗務総長は、「法然上人や浄土宗を身近に感じてもらうきっかけになれば」と