ニュース一覧
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浄土宗芸術祭美術展 浄土宗高僧名号展 開催 12/5~10 京都市美術館別館
浄土宗芸術家協会(光成輝道理事長)は、12月5日から10日まで京都市美術館別館において、「第48回浄土宗芸術祭」を開催した。浄土宗の僧侶や檀信徒をはじめとする同協会の会員による日本画、洋画、彫刻、写真、工芸、書などの幅広いジャンルの作品が多数出展された。 また令和6年に迎える浄土宗開宗850年慶讃事業の一環として、「令和5年度浄土宗高僧名号展」を併修。全国 -
増上寺の経蔵からデジタル世界へ! 三種の大蔵経、ウェブに一般公開
浄土宗と大本山増上寺(東京都港区)は11月20日、「三種の大蔵経(三大蔵)」のデジタルアーカイブをウェブ上に公開した。これは開宗850年を記念した文化振興事業として企画されたもの。公開されたデジタルの三大蔵は、所収の経典類の全画像とともに、書名検索と著訳者名検索の機能が付されており、今後、デジタルデータの新たな活用法が見いだされ、仏教研究が進むきっかけとな -
法要で法然上人の想い感じる 有志僧侶ら古式法要を勤修
12月10日、有志僧侶らで結成する浄土宗古儀声明研究会(伊藤正芳代表=京都市法傳寺住職)の会員ら11名が、元久元年(1204)法然上人が後白河法皇の13回忌に勤めたとされる法要を元にした「浄土如法経次第」を総本山知恩院塔頭の既成院(京都市東山区)で勤めた。 同会は、現在は勤められていない古い法要の研究を行っている。今回の法要は、浄土宗開宗850年となる令和 -
“部落差別問題”テーマに 人権同和研修会 開催
10月19日、佐野市文化会館(栃木県佐野市)で、部落差別問題をテーマとした人権同和研修会を開催した。 浄土宗栃木教区、群馬教区、茨城教区の3教区が主催して行ったもので、僧侶や檀信徒をはじめ、行政職員、人権擁護委員や一般の人々など合わせて約百名が参加した。 研修会と併せ、伴乃昶浄土宗人権センター長を導師に差別戒名物故者法要が営まれた。その後、戸田眞部落解放同 -
一度立ち止まり 一年を振り返る 除夜会
年の瀬も12月半ばを過ぎると、新年を迎えるための準備で、慌ただしい日が続きます。そんな年末の行事と聞くと「除夜の鐘」を思い浮かべる方も多いでしょう。12月31日にお寺や、テレビから聞こえる低く重々しい「ゴーン」という鐘の音を聞くと、「今年も終わり」と実感しますね。 「除夜」とは、「旧年を除き、新年を迎える夜」という意味で、まさに一年の終わりを告げる合図とも -
ヤマザキマリ氏、立川談慶氏ら、幸せについて語る 第5回法然フォーラム 開催 10/31 札幌・道新ホール
浄土宗(川中光敎宗務総長)は10月31日、令和6年(2024)に迎える浄土宗開宗850年の慶讃事業の一つ、「浄土宗開宗850年記念法然フォーラム これからの幸せ」の第5回目を、札幌市の道新ホールで開催、約630名が来場し、盛会となった。 これは、開宗850年のキャッチコピー「お念佛からはじまる幸せ」をもとに、紛争・疫病・自然災害が頻発し、世界の平和が揺らぐ