ニュース一覧
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NHK紅白歌合戦 ゲスト審査員に西村宏堂さんNHK紅白歌合戦
昨年大晦日に行われた「第73回NHK紅白歌合戦」に、浄土宗の僧侶で、アーティスト、※LGBTQ活動家の西村宏堂(こうどう)さんがゲスト審査員として出演した。 1989年に東京都の浄土宗寺院に生まれた西村さんは、メイクアップアーティストとしてミスユニバース世界大会などで活躍。2015年に浄土宗僧侶となり、自身がLGBTQの一員で生きづらさを感じた経験から、浄土
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明るい新年を願い 願いの一字コンテスト2023
仏教精神を世界に伝える活動を推進する(公財)仏教伝道協会(木村清孝(きよたか)会長)は1月6日、大本山増上寺(東京都港区)を会場に「願いの一字コンテスト2023」を開催した。 これは、昨今の社会情勢を踏まえ、人々の気持ちを明るくできる催しを模索していた同協会が、国内外で活躍する書家・鈴木猛利(もうり)氏と相談し企画したもの。新年への願いを込めた仏教精神に通じ
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学業支援に 浄平協ブックギフト
世界平和の実現に向け活動する浄土宗平和協会(廣瀬卓爾(ひろせたくじ)理事長)が、日本で学ぶ留学生に書籍を贈呈する「ブックギフト」の授与式を、12月に宮城・東京・名古屋・京都の4地区で開催、それぞれの授与式で計47名の留学生に書籍が手渡された。これは、海外からの私費留学生への学業支援の一環で、同協会の指定地域で学ぶ留学生を対象に小論文の提出を条件に応募。受け取 -
浄土門主 総本山知恩院門跡 伊藤唯眞猊下 年頭ご挨拶
魚くふもの往生をせんには鵜ぞせんずる 人々が後世(ごせ)の救いについて話しあっているうちに、往生と魚食(うおじき)の是非が問題となり、ある人が「魚を食べない者が極楽へ往生できる」と主張すれば、別の人は逆に「魚を食べる者こそ往生ができる」と反論しました。 これを聞いた法然上人は、「魚を食べる者が往生できるのなら、鵜(う)がするだろう。魚を食べない者が往生するの
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大本山ご法主台下 新年ご法話
浄土宗には由緒沿革により全国に七つの大本山があります。その住職を法主(ほっす)といい、「ご法主台下(だいか)」とお呼びしています。新年にあたり、各大本山のご法主台下から読者の皆さまに一口法話を頂戴いたしました。 大本山 増上寺法主 小澤憲珠(おざわけんじゅ)台下 『一紙小消息』の冒頭に「末代の衆生を往生極楽の機にあててみるに…」という文句があります。末代の衆 -
浄土宗開宗850年慶讃事業 法灯リレーを事前実施 11/16 全国浄土宗青年会
全国の若手僧侶で組織する全国浄土宗青年会(寺井孝導理事長= 北海道・宝隆寺副住職)が11月16日、浄土宗が令和6年に迎える開宗850年の慶讃事業の一つで、5月9日から実施予定である「法灯リレー」の事前念仏行脚を行った。 法然上人は、京都府と滋賀県にまたがる比叡山山腹にある元黒谷の報恩蔵で学問に励み、中国の高僧・善導大師の書物に記された一文と出会い、念仏の教え