ニュース一覧
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95名の新たな僧侶が誕生 知恩院・増上寺 伝宗伝戒道場成満
浄土宗の教師(僧侶)になるための最後の修行である伝宗伝戒道場が、12月5日から25日まで総本山知恩院(=京都市東山区・伊藤唯眞猊下)で、12月7日から27日まで大本山増上寺(=東京都港区・八木季生台下)で行われ、計95名の新たな僧侶が誕生した。伝宗伝戒道場とは、浄土宗が伝承する重要な「宗」の系譜と、浄土宗僧侶が守るべき「戒」を授かる道場で、双方を授かって初め -
侍ジャパン・大野雄大選手 母校の佛大に凱旋 東京五輪 金メダルを報告
京都市北区にある佛教大学(伊藤真宏学長)は、卒業生のプロ野球中日ドラゴンズ・大野雄大選手(33)から東京2020オリンピックでの金メダル獲得報告を受けるにあたり、12月17日に「大野雄大選手東京五輪金メダル報告会」を開催した。大野選手は野球日本代表・侍ジャパンの投手として、アメリカとの準々決勝、1点を追う九回に登板。試合の流れを変える力投を見せ、金メダルの獲 -
法然上人に見守られ新たな門出 総本山知恩院で成人祝賀式
総本山知恩院(=京都市東山区)で1月8日、新成人を祝う第57回成人祝賀式が、同院御影堂で執り行われた。この式典は、仏の弟子になる儀式(帰敬式)を中心としたもので、同院の青年教化事業の一環として毎年開催され、今年は浄土宗の宗立宗門校の学生や宗内関係者などの新成人32名が参列した。式典は佛教大学箏曲部による箏の演奏に包まれながら、厳かに挙行され、参加した成人らは -
お釈迦さまに報恩感謝を捧げる 涅槃会
2月15日は、仏教を開かれたお釈迦さまの入滅(=亡くなること)された日とされ、各地の寺院ではお釈迦さまへの報恩感謝を捧げる「涅槃会」が営まれます。お釈迦さまは29歳で出家し、35歳で「さとり」の境地を得られましたが、80歳で入滅したときをもって、身体的な「苦」からも脱し「完全なるさとり」、いわゆる「涅槃」に入られました。涅槃とは、古代インドのサンスクリット語 -
宗教、芸術の振興に貢献 文化庁長官表彰に 戸松義晴師・大津隆範師
日本文化の振興や海外発信、国際文化交流に貢献した人物の功績をたたえる令和3年度文化庁長官表彰に、心光院(=東京都港区)住職の戸松義晴師と、高樹院(=京都市左京区)住職の大津隆範師が選ばれた。本年度の受賞者は、歌舞伎俳優や能楽師、料理人など計74名。戸松師は令和2年に、浄土宗など、仏教の主要59宗派が加盟し、仏教文化の宣揚などを目的に活動する公益財団法人全日本 -
ぬりえリーフレット「涅槃会」配信中
浄土宗では「涅槃会」を解説したぬりえリーフレットを制作、Webで配信していますこのリーフレットは、子どもたちに「涅槃会」の意味を知ってもらい、親しんでもらうため、各ご家庭での利用のほか、寺院や保育園、幼稚園などでの使用を目的に作成したものです。フルカラーで「涅槃会」について解説したものと、涅槃会をモチーフとしたぬりえの2種類があり、1枚の紙の裏表に印刷をして