ニュース一覧
-
不安な心に 優しい灯りを 「あんじんの灯」開催 愛知・大法寺
昨年から世界中で猛威をふるう新型コロナウイルス。日本赤十字社は、この感染症は「病気」「不安」「差別」の三つが負のスパイラルとなって、さらなる感染拡大につながると指摘している。愛知県愛西市にある大法寺(=長谷雄蓮華住職)と高野山真言宗の3カ寺は、その連鎖を断ち切るために何かできないかと考え、要因の一つである「不安」を取り除こうと、ライトアップした和傘や、蓮の花 -
巣鴨の商店街で「AR謎解きイベント」開催 産官学連携で地域活性化 大正大学
浄土宗の宗立学校である大正大学(東京都豊島区)は、豊島区、(一社)コンソーシアムすがも花街道と連携し、10月1日から31日まで、巣鴨の商店街活性化を目的に、謎解きイベント「2026スガモ消滅~迫り来る隕石を破壊しろ~」を開催した。これは、「地域に根ざし、地域課題を解決する」を掲げる同大学が、コロナ禍で減少した商店街の来訪者を増やし、活気ある状態に戻すことを目 -
ぬりえリーフレット「七五三」配信中
浄土宗では「七五三」を解説したぬりえリーフレットを制作、Webで配信しています。このリーフレットは、子どもたちに「七五三」の意味を知ってもらい、親しんでもらうため、各ご家庭での利用のほか、寺院や保育園、幼稚園などでの使用を目的に作成したものです。フルカラーで「七五三」について解説したものと、七五三をモチーフとしたぬりえの2種類があり、1枚の紙の裏表に印刷をし -
大雨で墓地に土砂流入 令和3年7月・8月の大雨 台風9号被害
7月から8月にかけて、西日本を中心に襲った大雨や台風9号は、記録的な雨量となり、河川の氾濫、土砂崩れなどが多発、各地に大きな爪痕を残した。浄土宗に寄せられた情報によると、京都教区2カ寺、出雲教区(島根県西部)6カ寺、広島教区1カ寺(9月15日現在)が、境内への土砂流入や屋根瓦の飛散、雨漏り、などの被害を受けた。特に、8月14日に近畿地方を襲った大雨で被害を受 -
東日本大震災の記憶と未来への希望に 仏師・加藤巍山氏 被災地寺院に仏像を寄贈 8/5福島県いわき市・菩提院
仏師として創作活動の傍ら、東日本大震災の復興支援を行う加藤巍山氏(52)は、福島県いわき市の菩提院(=桐原芳照住職)廿三夜尊堂に、同震災からの復興を祈念した阿弥陀如来像を奉納し、地域の注目を集めている。加藤氏は仲間の仏師、三浦耀山氏と共同で被災地に仏像を寄贈する支援活動「〈縁〉仏像奉納プロジェクト」に取り組んでおり、その活動を通じ、同じく同市を中心に復興支援 -
大本山金戒光明寺 法主に藤本淨彦師
大本山金戒光明寺(=京都市左京区)第75世法主・久米慶勝台下が6月3日にご遷化されたのにともない、8月26日、浄土宗宗務庁(同市東山区)で浄土門主・法主推戴委員会(委員長=川中光敎宗務総長)が開かれ、第76世法主に山口県周防大島町の西蓮寺住職・藤本淨彦師を推戴した。任期は令和3年8月26日から令和7年8月25日までの4年間。藤本師は昭和19年生まれの77歳。