最新記事一覧
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浄土宗と各本山が合同記者会見 川中総長 慶讃法要への想い語る浄土宗と各本山が合同記者会見
浄土宗(川中光敎宗務総長)が9月4日、浄土宗宗務庁(京都市東山区)で、八つの総本山大本山と共に、浄土宗開宗850年慶讃事業についての合同記者会見を開いた。 記者会見では主に、10月2日から9日にかけて、総本山知恩院で営む「開宗850年慶讃法要~総本山、大本山お待ち受け法要~」についての説明がなされた。 この法要は、来年に迎える開宗850年に向けての機運を高 -
私たちにとって、墓とは何か? 『絶滅する「墓」 日本の知られざる弔い』
時の権力や死生観、土地や風土に根ざした習俗によって、日本では実に多様な葬送文化が育まれてきた。 しかし、過疎化や高齢化により、今その文化が風前の灯となっている。 土葬の現在から、肉体と魂を分けて埋葬する「両墓制」、沖縄の風葬やアイヌ民族の男女別葬、無数の遺骨を粉末状にして固めた「骨仏」まで―。 全国各地を取材したジャーナリストで浄土宗正覚寺住職の著者・鵜飼 -
日本文化に触れるきっかけに 七五三法要 奉修 オーストラリア・阿弥陀寺
浄土宗オーストラリア開教地の阿弥陀寺(ジェームス・ウィルソン・哲雄主事)が9月4日、子どもの成長を願う七五三法要を営んだ。 オーストラリア開教地は2004年に発足した海外開教地の一つで、クイーンズランド州ブリスベン市の同寺を中心に活動している。ウィルソン師はオーストラリア人の父と日本人の母を持つ浄土宗教師(僧侶)で、同寺も同師の尽力によって誕生した。 七五 -
寺庭婦人が実体験をもとに絵本出版 長野・淵之坊 若麻績美絵さん
長野市にある善光寺宿坊の淵之坊(若麻績享則住職)寺庭婦人・若麻績美絵(ペンネーム:てらのえん)さんが子ども向け絵本『ふとってるってなあに?』を出版。大人でも考えさせられる内容が反響を集めている。 内容は、みいちゃん(主人公の3歳の女の子)が、ある日、保育園の友だちから「ふとってる」と笑われたことで悲しい気持ちになり、お迎えにきたみいちゃんのおばあちゃんに「 -
絵本を通じて平和への思い伝えたい 絵本再版に向け支援募る
「原爆被害者相談員の会」の黒岩晴子氏(元佛教大学社会福祉学部教員)や関係者が、平和を考える機会にと平成20年に発刊した『ようすけ君の夢~被爆者と学生たちがつくった絵本』の再版に向け、クラウドファンディングで支援を募っている。 この絵本は、長崎で被爆した眞柳タケ子氏の体験をもとに、浄土宗宗立大学である佛教大学社会福祉学部学生たちが製作したもの。 期限は10月 -
浄土宗 第130次定期宗議会 令和4年度決算など9議案が可決
9月5日から8日まで、京都市東山区の浄土宗宗務庁(川中光敎宗務総長)で、第130次定期宗議会(村上眞孝議長)が招集された。 4日間の会期の中では、まず各教区選出の70名の浄土宗宗議会議員を代表した9名の議員による通告質問が行われ、その後、上程された令和4年度一般会計及び特別会計の決算並びに補正予算関係議案、また諸規程改正など九つの議案を審査するための特別委