最新記事一覧
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大本山金戒光明寺第74世 名誉法主 髙橋弘次大僧正ご遷化
大本山金戒光明寺(京都市左京区)第74世法主を務められた名誉法主髙橋弘次大僧正が5月20日にご遷化され、極楽浄土に正念往生を遂げられた。世寿90歳(満88歳)。 髙橋大僧正は、平成19年に金戒光明寺法主に就任。3期12年に渡って同寺の護持発展に努められ、令和元年に退任された。 表葬式は6月19日、総本山知恩院の伊藤唯眞門跡を導師に、金戒光明寺で厳かに営まれ -
モーリー・ロバートソン氏、俵万智氏ら、幸せについて語る 第4回法然フォーラム 開催
浄土宗(川中光敎宗務総長)は6月5日、令和6年(2024)に迎える浄土宗開宗850年の慶讃事業の一つ「浄土宗開宗850年記念 法然フォーラム これからの幸せ」の第4回目を、福岡国際会議場(福岡市博多区)で開催、約700人が来場し盛会となった。 これは、開宗850年のキャッチコピー「お念佛からはじまる幸せ」をもとに、紛争・疫病・自然災害が頻発し、世界の平和が -
186年ぶり2度目の修復 寺宝「涅槃図」開眼式を厳修 新潟・極楽寺
6月4日、明治・大正期に活躍した念仏行者山崎弁栄上人(1859―1920)終焉の地として、また江戸時代後期の禅僧・良寛の晩年を看取った弟子貞心尼ゆかりの寺として有名な新潟県柏崎市の極楽寺(籠島浩恵住職)で、檀信徒や市民100名が参加して刺繍「涅槃図」修復の開眼式と講演会が催された。 同寺は数多く軸物を所蔵することでも知られているが、圧巻が刺繍の「涅槃図」と -
大本山百萬遍知恩寺御法主 福𠩤隆善台下 3期目へ
大本山百萬遍知恩寺(京都市左京区)法主の任期満了に伴い、浄土門主・法主推戴委員会(委員長=川中光敎宗務総長)が6月5日、浄土宗宗務庁(京都市東山区)で開かれ、第75世法主福原隆台下の3期目推戴が決まった。任期は令和5年7月3日から9年7月2日までの4年間。 福原台下は昭和16年生まれ。39年龍谷大学文学部仏教学科卒、45年同大大学院文学研究科博士後期課程満 -
演奏者らに本堂を開放 「おてらマイク」が盛況 富山・大念寺
富山県小矢部市の大念寺(小林照人住職)が4月から「おてらマイク」と銘打ち、ライブ演奏などができるよう本堂の一部を開放するイベントを行い、話題となっている。 これは副住職の小林和宏師が考案したもの。同師は趣味でバンド活動をしており、その中で、ライブハウスが客にステージを開放し、そこで自由に演奏などができるイベント「オープンマイク」の存在を知った。さまざまな人 -
“布施の心”はぐくむ機会に 施餓鬼会
多くの浄土宗寺院で5月から8月ごろを中心に勤められる「施餓鬼会」。読んで字のごとく「餓鬼に施す」法要。では、どうして餓鬼に施しをするのでしょう。その理由は、善き行いを大切にするお釈迦さまの教えにあります。 仏教では、あらゆる生命は、六道と呼ばれる六つの世界に生まれ変わり死に変わりを繰り返しているとします。「餓鬼」とは、六道の一つである「餓鬼道」に生まれたも