最新記事一覧
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これぞ名物! 桑名の蛤を ユニークな「蒸寿司」で堪能する 俵寿司
桑名市・十念寺檀信徒 東海道で、かつて宿場町として栄えた桑名。『七里の渡し』という名の東海道唯一の海路であり、渡船場があったことでも知られている。なかでも桑名城の辺りはかつて『桑陽園』という花街として賑わい、料亭や置屋などが立ち並んでいたそうだ。今でこそ面影を残す建物は少ないが、文豪・泉鏡花が投宿した『船津屋』はまだ健在である。桑名といえば名物の蛤。珍しい蛤
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宗祖 法然上人を偲ぶ 御忌
4月のうららかな日差しのもと、総本山知恩院、大本山増上寺・金戒光明寺・百萬遍知恩寺・清浄華院・善光寺大本願では、浄土宗を開かれた法然上人を偲び、忌日法要「御忌」が営まれます。 ―智者のふるまいをせずしてただ一向に念仏すべし―(法然上人御法語「一枚起請文」) これは、法然上人が、西方極楽浄土へ往生を果たす2日前に、弟子の求めに応じて、浄土宗の肝要を一枚の紙に書
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德川宗家19代が当主を継承 継承式「継宗の儀」1月29日 大本山増上寺
江戸幕府初代将軍・德川家康から続く、德川宗家の家督継承の儀式「継宗の儀」が1月29日、大本山増上寺(小澤憲珠台下=東京都港区)で執り行われた。 これは約60年間、当主を務めた18代恒孝(つねなり)氏(83)が昨年末でその座を退き、今年1月1日に家督を継承した長男の家広(いえひろ)氏(58)が19代当主に就いたことを記念し開催されたもの。家広氏は米国の大学院を
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第34回浄光会総会 国会議員が法然上人を偲ぶ
浄土宗寺院檀信徒の国会議員60名と浄土宗で組織し、法然上人のみ教えを基に共生社会や世界平和の実現を目指す浄光会(世話人=岸信夫衆議院議員[開催日時点]、川中光敎(かわなかこうきょう)宗務総長)が1月24日、第34回総会を大本山増上寺で行った。法要では、増上寺小澤憲珠(おざわけんじゅ)台下を導師に、大殿(本堂)で、法然上人の忌日法要を営み、その遺徳を偲んだ。ま
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趣味の囲碁活かし 地域コミュニティを活性化 神奈川・不断寺
1月29日、神奈川県横須賀市にある不断寺(杉浦定徳(じょうとく)住職)で囲碁体験会が開かれた。これは、同寺副住職の杉浦尋徳(じんとく)師が、老若男女を問わずに楽しめる囲碁を通じて地域のコミュニティを活性化しようと昨年11月13日に立ち上げ始めたもので、今回で3回目となる。昨今、「菩提寺を持たない」「寺に行く習慣がない」など、人と寺院との関係性に変化が見られる
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心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第5回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第1章道綽禅師聖道浄土の二門を立てて