最新記事一覧
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世代をつなぐ交流の場を 「なごみカフェ」・「絵本読み聞かせ教室」 岩手 大念寺
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大槌町で、町の復興を支えようと同町大念寺の大萱生修明(おおがゆうしゅうめい)住職(63) と寺庭婦人の都(みやこ)さん(61) 夫妻が、世代を限らず誰でも利用できる食堂「なごみカフェ」や図書活動など様々な取り組みで頑張っている。(ジ ャ ー ナリ ス ト北村敏泰) カフェは、月1回土曜日に町民交流施設「おしゃっち」で開く -
大本山清浄華院 チャリティーコンサート 平和への想い 歌声にのせて
京都市上京区にある大本山清浄華院(飯田実雄台下)で7月2日午後4時、ウクライナ出身の歌手、カテリーナ・グジーさんを招き、「ウクライナチャリティーコンサート」を開催。約70人が集まり、カテリーナさんが奏でる民族楽器・バンドゥーラの音色と歌声に聞き惚れていた。カテリーナさんは母国の子守唄などを披露した後、戦火にある故郷に言及。「戦争、原発事故、災害、病気がなく、 -
浄土宗熊本教区 令和2年7月豪雨三回忌厳修 芦北町 来迎寺
浄土宗熊本教区(三宅晃洋教区長)は7月4日、「令和2年7月豪雨災害物故者三回忌法要」を同県芦北町の来迎寺 (濵田公徳住職)で営んだ。同豪雨は、令和2年7月4日に九州各地に被害をもたらし、浄土宗では、熊本教区南部に位置する3カ寺が床上・床下浸水等の被害を受けた。そのなか、来迎寺は、隣接する佐敷川の氾濫により、本堂と庫裏(居住区域)の1階が浸水。檀信徒に死者が出 -
浄土宗平和協会 反省と教訓から平和を考える 浄土宗平和誓願の集い ー東北地区大会ー
法然上人のみ教えをもとに『世界平和への貢献』を課題に活動する浄土宗平和協会(廣瀬卓爾理事長)は6月24日、「浄土宗平和誓願の集い―東北地区大会―」を、仙台市若林区の愚鈍院(中村瑞貴住職)で開催した。これは、昨年設立30周年を迎えた同会が、令和6年に迎える浄土宗開宗850年慶讃事業の一環として、全国8カ所で実施するもの。世界平和の実現に向けての意識の高揚を図り -
それぞれの形で供養を お盆
7月または8月の13日から15日(16日)に、日本の各地で行われる「お盆」は、私たちにとってもっとも馴染みのある仏教行事の一つです。その起源は、『盂蘭盆経』というお経に書かれたお釈迦さまの弟子・目連の逸話とされます。 ―あるとき、亡き母親が、飢えと渇きに苦しむ餓鬼の世界に生まれ変わり、全身骨と皮になって痩せ衰え、みるからに哀れな姿となっていることを神通力(仏 -
日々のおつとめ―浄土宗日常勤行式 第4回 「四奉請・三奉請」
仏さまを迎える「四奉請・三奉請」 四奉請 奉請十方如来 入道場散華楽 (ほうぜいしほうじょらい じとうちょうさんからく)奉請釈迦如来 入道場散華楽 (ほうぜいせきゃじょらい じとうちょうさんからく)奉請弥陀如来 入道場散華楽 (ほうぜいびたじょらい じとうちょうさんからく)奉請観音勢至 諸大菩薩入道場散華楽 (ほうぜいかんにんせいし しょたいほさじとうちょう