最新記事一覧
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現代版「笠地蔵」 年末に子どもたちへ食料届ける
長野県松本市の玄向寺(=荻須眞教住職)では、令和2年から「笠地蔵プロジェクト」として、年末に支援を必要としている家庭の子どもたちへ食料品を届ける活動をしている。これは同寺副住職の荻須真尚師が、コロナ禍の影響で困窮する家庭が急増していることを受け、何かできることがないかと思案し、企画したもの。「昔話の笠地蔵にならい、長期休暇で給食がなくなる年末に食料を届け、子 -
子どもの笑顔 境内に広がる お寺で謎解きウォーク 福岡 授手の会
福岡県筑後地区の浄土宗若手僧侶有志で組織する授手の会(山下公義会長・福岡県小郡市實相寺住職)は、久留米市の魅力発信と地域資源を活かした街づくりを目的に催し等を展開する「久留米まち旅博覧会」が主催する体験プログラムの一環として、10月24日と12月19日、同市の大本山善導寺を会場に、「家族で楽しむ お寺で謎解きウォーク」を開催。両日合わせて10組45名が参加し -
95名の新たな僧侶が誕生 知恩院・増上寺 伝宗伝戒道場成満
浄土宗の教師(僧侶)になるための最後の修行である伝宗伝戒道場が、12月5日から25日まで総本山知恩院(=京都市東山区・伊藤唯眞猊下)で、12月7日から27日まで大本山増上寺(=東京都港区・八木季生台下)で行われ、計95名の新たな僧侶が誕生した。伝宗伝戒道場とは、浄土宗が伝承する重要な「宗」の系譜と、浄土宗僧侶が守るべき「戒」を授かる道場で、双方を授かって初め -
侍ジャパン・大野雄大選手 母校の佛大に凱旋 東京五輪 金メダルを報告
京都市北区にある佛教大学(伊藤真宏学長)は、卒業生のプロ野球中日ドラゴンズ・大野雄大選手(33)から東京2020オリンピックでの金メダル獲得報告を受けるにあたり、12月17日に「大野雄大選手東京五輪金メダル報告会」を開催した。大野選手は野球日本代表・侍ジャパンの投手として、アメリカとの準々決勝、1点を追う九回に登板。試合の流れを変える力投を見せ、金メダルの獲 -
法然上人に見守られ新たな門出 総本山知恩院で成人祝賀式
総本山知恩院(=京都市東山区)で1月8日、新成人を祝う第57回成人祝賀式が、同院御影堂で執り行われた。この式典は、仏の弟子になる儀式(帰敬式)を中心としたもので、同院の青年教化事業の一環として毎年開催され、今年は浄土宗の宗立宗門校の学生や宗内関係者などの新成人32名が参列した。式典は佛教大学箏曲部による箏の演奏に包まれながら、厳かに挙行され、参加した成人らは -
お釈迦さまに報恩感謝を捧げる 涅槃会
2月15日は、仏教を開かれたお釈迦さまの入滅(=亡くなること)された日とされ、各地の寺院ではお釈迦さまへの報恩感謝を捧げる「涅槃会」が営まれます。お釈迦さまは29歳で出家し、35歳で「さとり」の境地を得られましたが、80歳で入滅したときをもって、身体的な「苦」からも脱し「完全なるさとり」、いわゆる「涅槃」に入られました。涅槃とは、古代インドのサンスクリット語