最新記事一覧
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令和4年4月
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軽やかなエスプーマが決め手 若手シェフのモダンフレンチに舌鼓 Restaurant CHAPEAU
静岡県三島市・林光寺信徒 富士山の南に位置し、駿河湾を臨む沼津市。温暖な気候と変化に富んだ地形を生かし、多彩な農産物や海産物に恵まれている。沼津駅から少し離れた場所に、地元客から熱い支持を得るフレンチレストランがあると聞き、街中の河津桜が咲き誇る頃に、レストラン『シャポー』を訪れた。中に入ると、照明が可能な限り絞られた、静かな空間が広がる。壁に飾られているの
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連載 仏教と動物 第9回 馬にまつわるお話
お釈迦さまの前世における物語『ジャータカ』をはじめ多くの仏教典籍(仏典)には、牛や象などの動物から、鳥や昆虫、さらには空想上のものまで、さまざまな生き物のエピソードが記されています。この連載では『仏教と動物』と題して仏教における動物観や動物に託された教えについて紹介いたします。第9回目は、大変頭が良く人懐こい動物「馬」を取りあげます。 感覚器官の制御 仏教で
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第127次定期宗議会 平和を希求する声明を議決
3月1日から4日、浄土宗宗務庁(川中光敎宗務総長・京都市東山区)で、全国47教区から選出された宗議会議員70名で構成される、第127次定期宗議会(村上眞孝議長)が開催された。今議会では、議員の代表9名による、社会情勢などを踏まえ、宗の今後の方向性などについての一般質問が行われたほか、令和4年度一般会計予算案、令和6年に迎える開宗850年慶讃事業関連予算案など -
“いのち”を考える 増上寺で人権研修会開催 浄土宗東京教区
浄土宗東京教区(髙橋誠実教区長)は2月28日、人権を考える研修会を、大本山増上寺(東京都港区)の光摂殿講堂で開催。オンラインでも配信され、109名が聴講した。これは、浄土宗の「誰もが救われる教え」のもと、医療資源の分配に優先順位をつけるトリアージや障害者施設殺傷事件などから、安楽死・尊厳死、優生思想など、社会と医療の現実を学びながら、いのちについて考えること
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少し蒸らしてふんわりとろり ツウの気分で江戸前うなぎ つきじ 宮川本廛
東京都文京区・心光寺信徒 幕末の江戸・深川に「宮川」という人気のうなぎ屋があった。その暖簾を受け継いたのが『つきじ宮川本廛』だ。「初代の渡辺助之丞は私の祖父です。後継者がいない『宮川』を引き継ぎ、築地で創業しました」と、案内してくれたのは四代目の渡辺安良さん。「うちではうな丼とうな重は同じメニューで、好きな器を選んでいただきます。親父は丼派で、フタをしたまま