最新記事一覧
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世界で「南無阿弥陀仏」 世界同時念仏会
フランスにある浄土宗ヨーロッパ仏教センター(高僧光隆主事)が、7月17日午後11時(日本時間)から、「第4回C.N.I(C.N.I=Chanting Namu-amida-butsu Internationally)世界同時念仏会」を開催する。例年、東京と京都で開催している「24時間不断念仏会」に中継で参加している世界各地が主催となり行っているもの。昨年11 -
気軽に行ける寺院を目指して 大変なときこそ門戸を開く
自粛生活を余儀なくされた新型コロナウイルス感染症のまん延からすでに1年以上。外出をすることもどこかはばかられる今こそ門戸を開くべきと、工夫を凝らし活動する寺院を取材した。 寺ピアノで心ゆたかに 滋賀・西方寺 滋賀県草津市の西方寺(牧達玄住職)では、境内にピアノが置かれ、訪れた参拝者が自由に音色を奏でている。住宅の多い地域にたつ同寺は、以前から数珠づくり体験や -
布施の修行 お施餓鬼
7月、8月は全国的に「お盆」が勤められます。この時期にお盆とならび、多くの宗派で行われている法要に「お施餓鬼(施餓鬼会)」があります。仏教には、「あらゆる存在は行いによって6種の世界に生まれ変わりを繰り返す(輪廻)」という考えがあります。餓鬼の世界はその一つ。そこに生まれたものは、飲食をしようとするたび、それらが炎と化してのどに通らず、常に飢えと渇きに苦しむ -
令和3年7月
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命の大切さ 学ぶ場に ひまわりで交通安全啓発 くろ谷金戒光明寺
京都府警察が発案した、交通事故の悲惨さと命の大切さを訴える「ひまわりの絆プロジェクト」に賛同した大本山・くろ谷金戒光明寺(京都市左京区)が5月26日、同寺の高麗門入口にひまわりの苗を植栽、交通事故根絶を願った。同プロジェクトは、平成23年11月に京都府内で発生した交通事故で亡くなった男児(当時4歳)が、生前育てていたひまわりの種を引き継ぎ、開花させることで、 -
大正大学学生 波木銅さん 第28回松本清張賞受賞
浄土宗の宗立学校である大正大学(東京都豊島区)表現学部表現文化学科4年生・波木銅さん(本名:鈴木涼)が執筆した『万事快調(オール・グリーンズ)』が、第28回松本清張賞を受賞した。応募作品748編の中から、同賞選考委員(京極夏彦、辻村深月、中島京子、東山彰良、森絵都の各氏)による討議の結果、本作の受賞が決定した。受賞した波木さんは「大学で学んだ映像制作の授業や