最新記事一覧
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法然上人に見守られ新たな門出 総本山知恩院で成人祝賀式
総本山知恩院(=京都市東山区)で1月8日、新成人を祝う第57回成人祝賀式が、同院御影堂で執り行われた。この式典は、仏の弟子になる儀式(帰敬式)を中心としたもので、同院の青年教化事業の一環として毎年開催され、今年は浄土宗の宗立宗門校の学生や宗内関係者などの新成人32名が参列した。式典は佛教大学箏曲部による箏の演奏に包まれながら、厳かに挙行され、参加した成人らは
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お釈迦さまに報恩感謝を捧げる 涅槃会
2月15日は、仏教を開かれたお釈迦さまの入滅(=亡くなること)された日とされ、各地の寺院ではお釈迦さまへの報恩感謝を捧げる「涅槃会」が営まれます。お釈迦さまは29歳で出家し、35歳で「さとり」の境地を得られましたが、80歳で入滅したときをもって、身体的な「苦」からも脱し「完全なるさとり」、いわゆる「涅槃」に入られました。涅槃とは、古代インドのサンスクリット語
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宗教、芸術の振興に貢献 文化庁長官表彰に 戸松義晴師・大津隆範師
日本文化の振興や海外発信、国際文化交流に貢献した人物の功績をたたえる令和3年度文化庁長官表彰に、心光院(=東京都港区)住職の戸松義晴師と、高樹院(=京都市左京区)住職の大津隆範師が選ばれた。本年度の受賞者は、歌舞伎俳優や能楽師、料理人など計74名。戸松師は令和2年に、浄土宗など、仏教の主要59宗派が加盟し、仏教文化の宣揚などを目的に活動する公益財団法人全日本、戸松義晴師(右).jpg)
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令和4年2月
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ぬりえリーフレット「涅槃会」配信中
浄土宗では「涅槃会」を解説したぬりえリーフレットを制作、Webで配信していますこのリーフレットは、子どもたちに「涅槃会」の意味を知ってもらい、親しんでもらうため、各ご家庭での利用のほか、寺院や保育園、幼稚園などでの使用を目的に作成したものです。フルカラーで「涅槃会」について解説したものと、涅槃会をモチーフとしたぬりえの2種類があり、1枚の紙の裏表に印刷をして
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連載 仏教と動物 第7回 孔雀にまつわるお話
お釈迦さまの前世における物語『ジャータカ』をはじめ多くの仏教典籍(仏典)には、牛や象などの動物から、鳥や昆虫、さらには空想上のものまで、さまざまな生き物のエピソードが記されています。この連載では『仏教と動物』と題して仏教における動物観や動物に託された教えについて紹介いたします。第7回目は、貴賓が感じられる動物「孔()雀()」を取りあげます。 神々しい動物 孔