ニュース一覧
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法然上人のお念仏への想い込め 開宗850年ポスター
浄土宗では、令和6年に迎える浄土宗開宗850年慶讃事業の一環として、慶讃ポスターの第3弾を制作した。 メインビジュアルは前2作に続き、本紙で連載中の「古典から見る〝この世〟〝あの世〟の情景」にイラストを提供する墨絵アーティスト・茂本ヒデキチ氏。 称名念仏という新たな教えを切り開き、幾度もの法難にも屈さずに教えを広め続けた法然上人の情熱とお念仏への確信が、茂 -
当時の様子を表す貴重な発見「富士講の大絵馬」を修復 静岡・宗心寺
静岡県富士宮市の宗心寺(川島一通住職)が、同寺所蔵の「富士講の大絵馬」を修繕し、地域の話題となっている。 同寺は同地域の35カ寺を巡る富士横道観音霊場第一番で、富士講とは江戸期から昭和初期にかけて流行した富士山を信仰する庶民信仰。この絵馬は同寺本堂に飾られてきたが、経年劣化やチリの付着などにより、何が描かれていたのか分からない状態だった。2013年に、富士 -
声を出して元気に!『愛唱歌集~くちびるに歌を~』制作 東京・善光寺
東京都北区の善光寺(小野静法住職)寺庭婦人(お寺の家族)である小野富子さんが、『愛唱歌集~くちびるに歌を~』を発行した。 同書は、コロナ禍で、人との交流が制限されるなか、鬱屈な日々を、声を出すことで元気に過ごしてほしいとの願いから、制作を決意。令和6年に迎える開宗850年を記念し発行された。 「仰げば尊し」や、「川の流れのように」など、童謡、唱歌、歌謡曲、 -
佐々井秀嶺師 日本の若者に向け講演 6月24日 佛教大学
佛教大学(京都市北区)が6月24日、日本出身の僧侶でインド仏教の指導者の佐々井秀嶺師による「若者たちへ」と題した講演会を開催した。これは半世紀以上、カースト制度のもとで差別を受ける人たちとともに生きた佐々井師の経験を学生に伝えたいと同大社会学部が企画したもの。 1935年生まれの佐々井師は25歳で出家、67年にインドのナグプールに赴くと、同地で数十万の元不 -
中国佛教協会訪日団 浄土宗を表敬訪問
6月8日、中国の仏教徒で組織される中国佛教協会(演覚会長)からなる訪日代表団、中国駐大阪領事館の薛剣総領事ら一行が、浄土宗宗務庁(京都市東山区)を表敬訪問した。 同協会訪日代表団は、6月4日に宗性副会長を団長として約20名が来日。5日間かけ大本山増上寺や清水寺、真言宗など、東京・京都のかねて親交が深い寺院や宗派を訪問。また、京都市内のホテルで日中仏教友好交 -
大本山金戒光明寺第74世 名誉法主 髙橋弘次大僧正ご遷化
大本山金戒光明寺(京都市左京区)第74世法主を務められた名誉法主髙橋弘次大僧正が5月20日にご遷化され、極楽浄土に正念往生を遂げられた。世寿90歳(満88歳)。 髙橋大僧正は、平成19年に金戒光明寺法主に就任。3期12年に渡って同寺の護持発展に努められ、令和元年に退任された。 表葬式は6月19日、総本山知恩院の伊藤唯眞門跡を導師に、金戒光明寺で厳かに営まれ