ニュース一覧
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お寺の子どもの ひと夏 宗門子弟教養講座 総本山知恩院 7/27~29
浄土宗では、お寺の子弟を対象に、仏教の教えや作法など、基礎的な教養を身につけてもらうために「宗門子弟教養講座」を開催している。そうしたなか、総本山知恩院(京都)を会場に開かれた講座に参加したお寺の子どもたちの様子を紹介したい。 7月27日、知恩院の受付に、「よろしくお願いします!!」と元気なあいさつが響いた。3日間の講座に参加したのは全国各地の浄土宗寺院から -
ノーシードから聖地へ 30年ぶり3度目の甲子園 群馬・樹徳高校
群馬県桐生市にある浄土宗宗門学校の樹徳高等学校(野口秀樹理事長=群馬県・大善寺住職)が、ノーシードから群馬大会を制し30年ぶり3度目の甲子園大会出場を果たした。同校は群馬大会初戦から順当に勝ち進み、準々決勝で前橋育英、準決勝で桐生第一、決勝で健大高崎と、同県の強豪校に競り勝ち甲子園出場を決めた。甲子園では、大分代表・明豊高等学校と対戦。初回に3点を先制され、 -
第18回スカウトジャンボリー 信仰深める動画を作成 浄土宗スカウト連合協議会
ボーイスカウト日本連盟が、7月中旬から8月末にかけ、各都道府県において「第18回日本スカウトジャンボリー」を開催した。日本スカウトジャンボリーとは、国内におけるボーイスカウト最大の規模を誇るキャンプ大会。昭和31年(1956)、長野県軽井沢で第1回が開かれて以来、これまで4年ごとに開催されている。8月7日には、大田区総合体育館(東京都大田区)を会場として「ジ -
浄土宗開宗850年記念 法然フォーラム「これからの幸せ」 開催
浄土宗(川中光敎宗務総長)は10月11日に京都劇場(JR京都駅ビル内)、11月14日によみうりホール(JR有楽町駅前)にて、浄土宗開宗850年記念「法然フォーラム これからの幸せ」を開催する。これは令和6年に迎える開宗850年を記念した慶讃事業の一環として、疫病や紛争で世界の平穏が揺らぐなか、「幸せとは何か」を全国で語り合い考えることを目的に企画。全9回を予 -
鮮やかに境内を彩る 思い思いの灯明を展示 静岡・龍宝寺
静岡県御殿場市の龍宝寺(米津実音住職)が7月22日から24日まで、檀信徒や地域住民が思い思いに描いた50丁の灯明を展示し、来寺した人々の目を楽しませた。これは、コロナ禍においても檀信徒や地域の人々に寺とご縁を結んでいただきたいと考えた同寺副住職の米津亮信師が、お盆の期間に寺にあった古い茶碗にロウソクを入れて参道に並べたのが始まりで、昨年からはコロナ禍前に未就 -
仏教界最大のタブーに挑む 『仏教の大東亜戦争』発刊
殺生を禁じるのが、本来の教えであるはずの仏教。しかし、日本仏教界は明治維新以降、国と一体になって戦争に積極的に加担していった。植民地政策に乗じ、大陸に進出。従軍僧を派遣するとともに多くの寺院が建立された。太平洋戦争時には軍艦や戦闘機が献納され、戦争を正当化する「戦時教学」といわれる教えもひろめられた。各地の多くの梵鐘が金属供出によって消え、東大寺や興福寺など