ニュース一覧
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地域と寺院の縁 深める機会に 国重文 運慶仏をVR化
VR(バーチャル・リアリティ=仮想現実)で仏像参拝などを体験できる取り組みが、神奈川県横須賀市の浄楽寺(土川妙真住職)で始まり注目を集めている。これは、一般社団法人BUSHIDO文化協会(土川憲弥代表理事)が企画したもの。同協会は鎌倉時代から幕末の歴史や武士道文化が色濃く残る三浦半島の魅力発信のため、浄楽寺副住職でもある土川憲弥師が中心となり、今年4月に設立 -
「東北サンガ」など4宗教団体 漁網と船外機を塩竈市へ寄贈
東日本大震災で被災した宮城県塩竈市浦戸諸島の寒風沢島の復興支援を続けている仏教ボランティア団体「東北サンガ」など仏教とキリスト教の4団体が、塩竈市に漁網と船外機を寄贈、6月3日、同市のマリンゲート塩釜の桟橋で寄贈式が行われた。式には佐藤光樹市長をはじめ市や島、各宗教団体の関係者ら約20名が出席した。この度の寄贈は、東北サンガの窓口を務める塩竈市雲上寺副住職・ -
気持ちを込めてご供養 お盆
全国的に7月から8月にかけて営まれるお盆。この時期に営まれる行事の一つで、「大文字」の名で知られる京都の「五山送り火」。これはこの世に戻ってきたご先祖さまをお送りするために行う「送り火」の一種とされ、日本の夏の風物詩として古くから親しまれています。このように、私たちにとってなじみ深いお盆ですが、その由来は、『盂蘭盆経』というお経にある次のようなエピソードとさ -
飯田実雄新法主認証式 大本山清浄華院にご入山
5月26日に大本山清浄華院(京都市上京区)の第83世法主に推戴された飯田実雄台下の法主認証式と入山式が6月25日、それぞれ総本山知恩院と大本山清浄華院で厳粛に執り行われた。午前10時から知恩院大方丈で行われた認証式では、浄土宗、知恩院、清浄華院の各役職者と飯田台下が住職を務めていた安楽寺(長野県駒ヶ根市)関係者ら約50人が参列、浄土門主・伊藤唯眞猊下から飯田 -
日・豪をつなぐ活動を評価 ウィルソン哲雄師 在外交館長表彰受賞
オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベンにある阿弥陀寺のジェイムス・ウィルソン哲雄主事が、在ブリスベン日本国総領事館(田中一成総領事)から2020年度在外公館長表彰を受賞した。この賞は、日本と諸外国との相互理解および友好親善の促進に寄与した個人または団体に贈られるもの。 オーストラリア生まれのウィルソン師は、大学時代に交換留学生として来日し、卒業後は日本 -
大本山金戒光明寺 第75世法主 久米慶勝台下 ご遷化
大本山金戒光明寺(京都市左京区)第75世法主の久米慶勝台下が6月3日にご遷化なされ、極楽浄土に正念往生を遂げられた。世寿81歳(満79歳)。久米台下は令和元年7月に金戒光明寺法主に就任。今年3月10日には、晋山式(新たに任命された住職が寺院に入ることを記念して営まれる法要)を厳粛に営んだ。そのご垂示では「浄土宗は、阿弥陀さまに″南無する〟教え。南無には帰依す