最新記事一覧
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心安らぐひと時を 遊歩道で自然散策 栃木 圓通寺
栃木県益子町の圓通寺(大島完之住職)が6月、境内に遊歩道を新たに設けた。遊歩道の全長は約400メートル。景観に配慮し、自然の土のような色合いのマサファルトという真砂土を使い舗装した。また、勾配がきつい箇所がいくつかあるため、参拝者が歩きやすく危険のないよう、極力階段の段差を緩くし、ほぼ全体にロープ柵を設置した。以前より、同寺には多くの紅葉があったが、あまり知 -
トラブル肌の“駆け込み寺” 120年続く美顔術の真髄とは 北原美顔
東京都文京区・蓮光寺檀信徒 顔や身体はもちろん、心まで磨かれる気持ちになるエステティック。愛好している方も多いと思うが、東京の秋葉原に120年の歴史を持つサロンがあると聞き訪れた。その名も「北原美顔」。まだ「美容」という言葉も概念もなかった時代から、美顔術やスキンケア法を提唱してきたパイオニアだ。現代でも、肌の悩みを抱えている人、なかでも吹き出物やニキビに悩 -
令和3年8月
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連載 仏教と動物 第2回 象にまつわるお話
お釈迦さまの前世における物語『ジャータカ』をはじめ多くの仏教典籍(仏典)には、牛や象などの動物から、鳥や昆虫、さらには空想上のものまで、さまざまな生き物のエピソードが記されています。この連載では『仏教と動物』と題して仏教における動物観や動物に託された教えについて紹介いたします。第2回目は、仏教で大切にされる動物「象」を取りあげます。 畏敬される動物 陸上にお -
法灯を受け継いだ念仏行者 浄土宗二祖 聖光上人
修行時代 聖光上人は、九州北部香月庄(現在の北九州市八幡西区周辺)でお生まれになりました。難産であったため、母親は聖光上人を出産後、しばらくして亡くなられてしまいます。生まれて間もなく訪れた母との別れ、そんな苦しみ悲しみを抱えながら育ちました。7歳で生家の菩提寺に入山、14歳で戒を授かって国に認められる僧侶になり、その後は地元の名刹(白岩寺・明星寺)で修行さ -
大本山清浄華院 法主に飯田実雄師
5月26日、浄土宗宗務庁(京都市東山区)で浄土門主・法主推戴委員会(委員長=川中光敎宗務総長)が開かれ、大本山清浄華院(京都市上京区)の第83世法主に長野県駒ケ根市の安楽寺住職・飯田実雄師を推戴した。任期は令和3年5月26日から令和7年5月25日までの4年間。飯田師は昭和24年生まれの72歳。昭和47年に大正大学を卒業、昭和50年には同大学大学院を修了。昭和