最新記事一覧
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令和3年5月
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第125次定期宗議会 開宗850年22の慶讃事業が決定
3月1日から4日、京都市東山区の浄土宗宗務庁(川中光敎宗務総長)で、各教区選出の70名の宗議会議員により構成される、第125次定期宗議会(村上眞孝議長)が開催され、令和6年(2024)に迎える浄土宗開宗850年の慶讃事業22事業が可決された。 浄土宗では、法然上人が宗を開かれてから令和6年で850年となる節目にあわせ、開宗の意義を改めてみつめ、僧侶のみならず -
国有化進む寺院から歴史的古文書 戦国大名の書状5点発見 島根・金皇寺
島根県大田市の金皇寺で、戦国大名・毛利氏などに関する古文書が発見され、地域の話題を集めている。同寺は昨年に廃寺が決定し、境内や保有する山林を全国で初めて国有化する手続きを進めている。そのなか、同寺の記録や檀家への証文などの古文書約300点の確認調査を10月に同市と島根県の両教育委員会に依頼した。結果、そのなかに戦国大名・毛利輝元が、祖父・元就の後継者であるこ -
福島県沖で震度6強の地震 宮城 福島の63カ寺・檀信徒に被害
2月13日23時7分頃、福島県沖を震源とする最大震度6強の地震が発生した。被害は岩手、宮城、山形、福島、茨城、栃木、埼玉県の広範囲に及び、重軽傷者はあわせて185名、家屋は3112軒が損壊した(2月22日、内閣府発表)。浄土宗に寄せられた情報によると、宮城教区21カ寺、福島教区42カ寺(3月19日現在)が被害を受けたほか、檀信徒も被災した。特に、震度6強を観 -
大本山善光寺大本願 御法主 鷹司誓玉台下 再任 7期目へ
大本山善光寺大本願(長野市)御法主、鷹司誓玉台下の任期満了に伴い、3月12日に浄土宗宗務庁(京都市東山区)で開催された浄土門主・法主推戴委員会(委員長=川中光敎宗務総長)は、鷹司台下を推戴候補者とすることを全会一致で決定。同日、ご本人より就任承諾を得たため、同委員会は鷹司台下を大本山善光寺大本願御法主として推戴した。任期は令和3年4月9日から4年間。昭和4年 -
東日本大震災10年 仙台仏教会が慰霊供養オンライン配信
東日本大震災から10年目となった3月11日、仙台市内にある宗派を超えた仏教寺院90カ寺で組織する一般社団法人仙台仏教会が主催、曹洞宗を設立母体とする東北福祉大学が共催となり、「東日本大震災10年慰霊供養」を同大学法堂で勤め、オンラインでも配信された。これは、仏教界として、被災者に想いを巡らせて祈り追悼し、コロナにより人とのつながりが希薄になりがちな今にあって