最新記事一覧
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増上寺蔵 家康公収集の大蔵経(仏教聖典集成) ユネスコ「世界の記憶」日本の推薦候補に決定
大本山増上寺(八木季生法主)と浄土宗(川中光敎宗務総長)は、同寺が保有する「浄土宗大本山増上寺三大蔵」について、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の「世界の記憶」への登録を共同で申請、11月10日、文部科学省が登録への推薦を発表した。これを受け、11月12日に共同記者会見を開催、登録の趣旨説明を行い、経典の一部を公開した。 ユネスコの「世界の記憶」は、人類
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令和3年12月
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ぬりえリーフレット「成道会」配信中
浄土宗では「成道会」を解説したぬりえリーフレットを制作、Webで配信しています。このリーフレットは、子どもたちに「成道会」の意味を知ってもらい、親しんでもらうため、各ご家庭での利用のほか、寺院や保育園、幼稚園などでの使用を目的に作成したものです。フルカラーで「成道会」について解説したものと、成道会をモチーフとしたぬりえの2種類があり、1枚の紙の裏表に印刷をし
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令和3年11月
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連載 仏教と動物 第6回 兎にまつわるお話
お釈迦さまの前世における物語『ジャータカ』をはじめ多くの仏教典籍(仏典)には、牛や象などの動物から、鳥や昆虫、さらには空想上のものまで、さまざまな生き物のエピソードが記されています。この連載では『仏教と動物』と題して仏教における動物観や動物に託された教えについて紹介いたします。第6回目は、かわいらしく身近な動物「兎」を取りあげます。 重んぜられる動物 誰もが
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誰一人取り残さない社会に SDGs実現へ 寺院が動く
「持続可能な開発目標(SDGs)」は国際社会共通の17の課題を解決し、誰一人取り残さない社会を実現するために、国連で採択された。その課題の一つ「飢餓をゼロに」の解決に取り組む寺院を取材した。 栄養満点の食事を 東京・全學寺 東京都足立区の全學寺(=大島俊孝住職)副住職・大島俊映師は、地元の子どもたちへの食事支援「にぎりむすびギフト」を主宰し、栄養のある食事を