最新記事一覧
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特別展「法然と極楽浄土」 24年春に東博 秋に京博 25年秋に九博で
令和6年に浄土宗開宗850年を迎えることを機に、その歴史を、全国の浄土宗寺院などが所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどる特別展「法然と極楽浄土」が、来年春より再来年秋にかけ、東京・京都・九州の3国立博物館で開催される。 10月24日、東博で開催された報道発表会で、川中光敎浄土宗宗務総長は「浄土宗の檀信徒だけでなく多くの人に法然上人の教えに触れ -
フェリシモ×おてらおやつクラブ おそなえギフトなど販売
通販会社のフェリシモが、子どもの貧困問題解決を目指す認定NPO法人おてらおやつクラブ(松島靖朗代表=奈良県・安養寺住職)とのコラボを展開している。 これは同社が、寺院にあがったおそなえを仏さまからのおさがりとして、困りごとを抱える家庭におすそわけする同クラブの活動に共感し企画。食品を詰めたおそなえギフトを1口108円から共同購入し支援するプロジェクトや、仏 -
寺院がいのちを紡ぐ拠り所に 東西で生活困窮者のための墓碑完成 大阪・大蓮寺 東京・光照院
路上生活者らに雑誌販売を委託して自立支援する団体「ビッグイシュー(BI)日本」との協力で、大阪市の大蓮寺と東京都の光照院に、生活困窮者のための墓碑が完成し、10月11日に建碑式などが両寺で行われた。社会的に重要な貧困問題で死後の弔いをも視野に入れた取り組みだ。 イギリス発祥のBIとは、同名の社会評論誌(450円)をホームレス状態の人が繁華街などの路上で販売 -
第131次臨時宗議会 開催 宗務総長に川中光敎師 宗議会議長に宮林雄彦師 副議長に大﨑順敬師
浄土宗の議会を構成する浄土宗宗議会議員の改選(選挙)が10月17日、全国で行われ、70名の議員が決まった。これをうけ、11月16、17の両日、第131次臨時宗議会が浄土宗宗務庁(京都市東山区)内の本会議場で開かれ、規定により宗議会議長、同副議長、宗務総長の選挙が行われた。この結果、議長に神奈川教区選出の宮林雄彦師(62)、副議長に大阪教区選出の大﨑順敬師( -
大本山ご法主が4教区を巡教 北海道第二・長野・静岡・佐賀 11月7~11日
浄土宗の四つの大本山のご法主(住職)が、11月7~11日、北海道第二教区、長野教区、静岡教区、佐賀教区をご巡教された。 巡教とは総本山、大本山のご門主やご法主が全国各地を巡られ、親しく檀信徒に浄土宗の教えを伝えるもの。 今回は、来年迎える浄土宗開宗850年を契機に、金戒光明寺・藤本淨彦台下が同7~8日に北海道第二教区、大本山清浄華院・飯田実雄台下が8~11 -
連載 仏教と動物 第21回 猫にまつわるお話
お釈迦さまの前世における物語『ジャータカ』をはじめ多くの仏教典籍(仏典)には、牛や象などの動物から、鳥や昆虫、さらには空想上のものまで、さまざまな生き物のエピソードが記されています。この連載では『仏教と動物』と題して仏教における動物観や動物に託された教えについて紹介いたします。第21回目は、多くの人々に愛される動物「猫」を取りあげます。 神聖視される動物