最新記事一覧
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佐々井秀嶺師 日本の若者に向け講演 6月24日 佛教大学
佛教大学(京都市北区)が6月24日、日本出身の僧侶でインド仏教の指導者の佐々井秀嶺師による「若者たちへ」と題した講演会を開催した。これは半世紀以上、カースト制度のもとで差別を受ける人たちとともに生きた佐々井師の経験を学生に伝えたいと同大社会学部が企画したもの。 1935年生まれの佐々井師は25歳で出家、67年にインドのナグプールに赴くと、同地で数十万の元不 -
令和5年8月
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ふんわりキリリ、灘の酒 仕事終わりに冷酒でいかが? 泉酒造
神戸市東灘区・阿彌陀寺檀信徒 日本三大酒処のひとつ、兵庫県の灘。灘の酒は江戸時代には樽廻船で運ばれ、江戸っ子たちを虜にした。 今回訪れた「泉酒造」もその一つだ。案内してくれたのは、蔵元の泉藍さん。 「ここは六甲山と海が近いので、海と山のミネラルを含む湧き水があるんです。うちでも、蔵にある井戸の湧き水を仕込み水に使っています」 さっそく『仙介/純米大吟醸』を -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第10回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第2章善導和尚正雑二行を立てて、しか -
中国佛教協会訪日団 浄土宗を表敬訪問
6月8日、中国の仏教徒で組織される中国佛教協会(演覚会長)からなる訪日代表団、中国駐大阪領事館の薛剣総領事ら一行が、浄土宗宗務庁(京都市東山区)を表敬訪問した。 同協会訪日代表団は、6月4日に宗性副会長を団長として約20名が来日。5日間かけ大本山増上寺や清水寺、真言宗など、東京・京都のかねて親交が深い寺院や宗派を訪問。また、京都市内のホテルで日中仏教友好交 -
大本山金戒光明寺第74世 名誉法主 髙橋弘次大僧正ご遷化
大本山金戒光明寺(京都市左京区)第74世法主を務められた名誉法主髙橋弘次大僧正が5月20日にご遷化され、極楽浄土に正念往生を遂げられた。世寿90歳(満88歳)。 髙橋大僧正は、平成19年に金戒光明寺法主に就任。3期12年に渡って同寺の護持発展に努められ、令和元年に退任された。 表葬式は6月19日、総本山知恩院の伊藤唯眞門跡を導師に、金戒光明寺で厳かに営まれ