最新記事一覧
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涙をこらえ合掌する参列者 東日本大震災十三回忌法要厳修 宮城・淨念寺
東日本大震災で大きな被害が出た宮城県気仙沼市で、被災者や地域の人々を支えて来た淨念寺の髙橋一世(いっせい)住職(55)は、3月11日の震災発生日に合わせ犠牲者の十三回忌法要を営んだ。11日当日の物故者追善法要は正午から読経を始め、参列した十数人の檀信徒が焼香した。午後には町内で、100人近くが参列しての勤行の後、地震発生時刻の午後2時46分に全員で黙祷した。 -
オリジナル色鉛筆で復興支援 関東地区児教連が売上を寄付
令和4年8月、関東地区児童教化連盟が東日本大震災の復興支援を目的に製作したオリジナル色鉛筆(写真)の販売収益を、震災による津波で多くの児童が亡くなった大川小学校の卒業生らで作る地域団体「Team大川 未来を拓くネットワーク」に寄付した。 これは、震災七回忌に当たる平成29年、当時同連盟の理事長であった關恒明(せきこうめい)師が企画。東北地区児童教化連盟の理事 -
園児の車内置き去り防ぐ安全装置 佛教教育学園が実証実験に協力 佛教大学附属幼稚園・東山幼稚園
昨今、立て続けに起こった送迎バスへの園児の置き去り事故……。いたたまれない事故の再発を防止するため、本年4月より安全装置の設置が義務化され、保育園・幼稚園の現場では対応が急務となっている。 浄土宗の信念を基礎とした学校教育を行う学校法人佛教教育学園(田中典彦(てんげん)理事長)が設置する佛教大学附属幼稚園、東山幼稚園(ともに京都市)が、バス車内への子どもの置 -
トルコ緊急支援 浄土宗・浄平協 駐日トルコ大使館に200万円を寄付
浄土宗と国際交流や平和の実現に向け活動する浄土宗平和協会(廣瀬卓爾(ひろせたくじ)理事長)が、2月6日に発生したトルコ南東部・シリア国境付近を震源とするトルコ・シリア大地震被害への義援金200万円を駐日トルコ大使館に寄付した。3月3日、浄土宗の川中光敎(こうきょう)宗務総長と宮林雄彦(ゆうげん)宗務役員が同大使館(東京都渋谷区)を訪問、川中総長より、一等参事 -
芸術浄土展 4年ぶりの開催
法然上人のみ教えを基盤に文化芸術の向上発展及び普及を目指す浄土宗芸術家協会(光成輝道(みつなりきどう)理事長)は、2月22日から26日まで、銀座かねまつホール画廊(東京都中央区)を会場に、4年ぶりとなる「第20回芸術浄土展」を開催した。同展は、本来2年ごとの開催だが、令和2年はコロナ禍により中止となり、今回ようやくの開催となった。会場には浄土宗僧侶や檀信徒を -
浄土宗開宗850年慶讃事業 5/9 法灯リレー開白法要
法然上人の教えの尊さをあらためて檀信徒に伝えることを目的とした「法灯リレー」を全国の若手僧侶で組織する全国浄土宗青年会(寺井孝導(こうどう)理事長)が5月9日から開始する。9日には浄土宗青年会会員が、法然上人がお念仏の教えに確信を得るに至った書物と出会われた比叡山青龍寺・報恩蔵の灯を上人の教えとしていただき、上人が庵を結んだ総本山知恩院(京都市東山区)まで念