最新記事一覧
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オシャレで頑固で欲張りな浅草発・老舗のいなり寿司 伊奈利寿司 浅草 福寿家
東京都品川区・戒法寺檀信徒 2020年8月、12年間の休業を経て復活した東京・浅草の老舗「伊奈利寿司 福寿家」。連日大盛況と聞き、初夏の陽気に誘われて訪れた。「定番は『伊奈利寿司』。6種類の野菜を巻いた『伊奈利ロール』も人気です」と、案内してくれたのは、店主の新保和子さん。この店の四代目だ。伊奈利寿司は裏返したお揚げが特徴。「裏を返す」にちなみ「リピートして -
日本仏教の祖 聖徳太子 1400年御遠忌大法会 厳修 大阪・叡福寺
大阪府太子町にある太子宗・叡福寺で4月28日、浄土宗が「聖徳太子1400年御遠忌大法会」を営んだ。飛鳥時代、推古天皇のもとで摂政を務め、「十七条の憲法」を制定したことで知られる聖徳太子。今年が太子の薨去から1400回忌にあたることから、聖徳太子の御廟(墓所)のある同寺は、国内10宗派に呼びかけて御遠忌法会を4月10日から5月11日にかけ勤めた。 浄土宗は、川 -
浄土宗や社会の発展に貢献 第45回宗門功労者に 袖山榮眞師・高口恭行師
浄土宗や社会の発展に貢献した僧侶に贈られる宗門功労者に、長野市・十念寺前住職の袖山榮眞師と大阪市天王寺区・一心寺前住職の高口恭行師が選ばれた。袖山師は、浄土宗責任役員として、浄土宗教学局長、同東京事務所長、同文化局長や、公益財団法人浄土宗ともいき財団初代理事長を歴任し、浄土宗の発展に貢献。また、浄土宗宗門校である学校法人東海学園大学学長や同法人理事長など、教 -
寺院と警察署が連携 地域を守る「みまもり寺」 天王寺区仏教会
大阪市天王寺区内にある172の寺院で組織される天王寺区仏教会が、天王寺警察署と連携し、地域の防犯活動に取り組んでいる。昨年6月ごろ、天王寺署が寺院が多い地域性を防犯に活かそうと、同会に協力を依頼。同会加盟寺院は、緊急時に子どもたちが駆け込める「こどもみまもり寺」として、連携することを承諾した。4月19日から始まった「春の地域安全運動」に合わせて、一目でみまも -
厨子から「来迎菩薩画」本堂保存修理工事中に発見 大本山光明寺
国重文に指定されている大殿(だいでん=本堂)の保存修理工事が進む神奈川県鎌倉市の大本山光明寺(柴田哲彦台下=しばたてつげんだいか)で、このほど、大殿内の本尊「阿弥陀如来像」が安置されていた厨子(ずし)の中から色鮮やかに来迎菩薩(らいこうぼさつ)が描かれた壁画が発見され、話題を集めている。 大殿は、延床(のべゆか)面積931平方㍍(約282坪)、柱の内側の面積 -
元患者らが体験を語る 正しい情報でコロナ対策を 京都大頂寺
京都府宮津市の大頂寺(土方了哉住職)では4月18日、新型コロナウイルス感染症に罹患した人が体験を語る「コロナ対策座談会」を開催した。土方住職は檀信徒らと話をするなかで、多くの人が新型コロナウイルスに感染した際の対応方法がわからずに漠然とした不安を抱えていると感じたことから、公共性のある寺院が地域の人々の知りたい情報を提供できればと、座談会を企画。昨年12月に