ニュース一覧
-
平和と安寧を願う家康像 28年ぶりに特別公開 富山 大楽寺
富山県射水市にある大楽寺(田村晴彦住職)が、同寺に伝わる家康像を1月より特別公開している。同像は文化14年(1817)、当時鎖国していた日本に対して、北前船の寄港地であった放生津(現在の射水市放生津町)に、外国船がたびたび来航したことから、国の平和と安寧を願うとともに、同地区を治める加賀藩の外国との接触を牽制するため、越中国の中心的な寺院であった同寺に安置さ -
“教え”は“真理”の乗物にすぎない! 『なぜ仏教は多様化するのか』発刊
約2500年前、最初はブッダの教えとして誕生した仏教も、時代性と地域性とに適応すべく、時間をかけて多様化の道を辿った。他宗教と比べれば、その聖典の量にも大きな開きがあるように、何から何まで規格外の仏教だが、本書ではその仏教の多様化を問題にする。京都文教大学教授で浄土宗僧侶、本紙新連載「法然上人の生き方に学ぶ」の筆者・平岡聡師が、ダーウィンの「進化論」を援用し
-
オンラインでも参加可能! 第18回24時間不断念仏会
東京都港区観智院住職・土屋正道師が代表を務める「24時間不断念仏会(ふだんねんぶつえ)」が、5月27日午後1時から翌28日午後1時まで、大本山増上寺慈雲閣(東京都港区)で開催される。これは、昼夜を問わず「南無阿弥陀仏」ととなえる念仏会。参加費500円/1日(27日午後0時30分~午後5時、28日午前9時~午後1時30分)。「Zoom」での参加も可能(参加費無 -
施餓鬼会
「施餓鬼会(せがきえ)」は「おせがき」とも呼ばれ、特に5月から8月のお盆前後にかけて、多くの浄土宗寺院で営まれます。亡くなった大切な方々をご供養する法要と考える方も多いとは思いますが、本来は食べ物や飲み物がのどを通らないために飢えや渇きに苦しむ存在「餓鬼(がき)」に施しをすることを目的にします。その由来はお経の中に次のように説かれます。——あるときお釈迦(し -
カレーのプレゼントも 「浄土宗バーチャル花まつり2023」3日から
浄土宗では、2023年4月3日から14日まで、「浄土宗バーチャル花まつり2023」を実施します。期間中は、Web上でいつでもだれでも花まつり体験することができます。 ご参加いただいた方全員に、ダウンロードコンテンツ「花まつり壁紙」のプレゼントをご用意しています。さらにWチャンスとして、ご応募いただいた方の中から抽選で「ほとけさまのやさしい精進カレー」をプレゼ
-
大本山増上寺 第89世法主 小澤憲珠台下 晋山式 厳修
境内のソメイヨシノの蕾も膨らみ、暖かな日差しから春の訪れが感じられる大本山増上寺で3月2日、同寺第89世・小澤憲珠(おざわけんじゅ)台下の晋山式が荘厳かつ盛大に営まれ、山内にお念仏の声が響き渡った。 晋山式とは、新たな住職が、住職として初めてそのお寺に入ることを祝して営まれる法要のことで、「晋」は進む、「山」は寺院を意味する。大本山増上寺(東京都港区)は、浄