最新記事一覧
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ぬりえリーフレット「涅槃会」配信中
浄土宗では「涅槃会」を解説したぬりえリーフレットを制作、Webで配信していますこのリーフレットは、子どもたちに「涅槃会」の意味を知ってもらい、親しんでもらうため、各ご家庭での利用のほか、寺院や保育園、幼稚園などでの使用を目的に作成したものです。フルカラーで「涅槃会」について解説したものと、涅槃会をモチーフとしたぬりえの2種類があり、1枚の紙の裏表に印刷をして -
連載 仏教と動物 第7回 孔雀にまつわるお話
お釈迦さまの前世における物語『ジャータカ』をはじめ多くの仏教典籍(仏典)には、牛や象などの動物から、鳥や昆虫、さらには空想上のものまで、さまざまな生き物のエピソードが記されています。この連載では『仏教と動物』と題して仏教における動物観や動物に託された教えについて紹介いたします。第7回目は、貴賓が感じられる動物「孔()雀()」を取りあげます。 神々しい動物 孔 -
月に見立てたカボスが浮かぶ 宇宙を想う大分銘菓 フランス菓子 ポワッソン ルージュ
大分県大分市・浄土寺檀信徒 大分市の洋菓子店といえば、地元では知らない人はいない老舗「ポワッソン ルージュ」。「大分空港限定のお菓子『ゴーリューの空』、ぜひ食べてください」。案内してくれたのは店主の青木眞理子さん。『ゴーリューの空』は、大分が誇る江戸時代の天文学者、麻田剛立にちなんだお菓子。浄土寺の結城文宏住職が発案し、先代の青木邦ニさんとタッグを組み、試行 -
修復中の法然上人像から江戸期の墨書 二代将軍秀忠の戒名など33点発見 岩手・大念寺
令和3年の春、岩手県大槌町の大念寺(=大萱生修明住職)所蔵の法然上人像から、江戸時代に納められた墨書が発見され、地元で注目を集めている。 この像は寛政6年(1794)、かつて大念寺本堂で行われた寺子屋で庶民の教育に尽力した僧・寂照軒の門弟たちが、師の三十三回忌の追善と、火災で焼失した同寺本堂の仮堂落慶法要に合わせて発願し、造立したもの。制作したのは、江戸時代 -
記憶を継ぎ 平和な世へ 平和の尊さ 学び伝える 神奈川・西福寺
昨年11月7日、神奈川県厚木市にある西福寺(=宮澤正順住職・91歳)の十夜法要で、神奈川県を中心に学校などで戦争の記憶と命の尊さを後世に伝える語り部活動をしている髙徳えりこ氏による講演が行われた。髙徳氏は、Webで、『ユキは十七歳特攻で死んだ』(毛利恒之著、ポプラ社)の表紙写真に、特攻隊として17歳の若さで亡くなった伯父が写っているのを目にしたことがきっかけ -
末永く念仏広める道場に 大殿屋根瓦総葺き替え竣工式 大本山増上寺
11月29日、東京都港区にある大本山増上寺(八木季生台下)は、令和2年10月に着工した大殿屋根瓦総葺き替えの竣工式を勤めた。昭和49年に建立された大殿の屋根瓦には、ひび割れや瓦をつなぐ銅線の断絶や緩みが各所に発生。また、土瓦約6万枚が載った屋根の総重量は約500トンに及び、建物への負担も大きく、耐震性を強化する必要があった。同寺は、令和6年に迎える「浄土宗開