最新記事一覧
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被災地を知る機会に 若手僧侶らが追悼法要
福島県内の若手僧侶で組織する福島教区浄土宗青年会(霜村真康会長・いわき市菩提院副住職)が2月21日、富岡町の浄林寺(早川光明住職)で、東日本大震災10周年追悼法要を行った。当初、10年の節目である昨年3月実施予定であったが、コロナ禍で延期していた。浄林寺は浄土宗寺院で福島第一原発に最も近く、周辺には震災の影響が残る。霜村会長は「震災を経験していない若い僧侶が -
七年に一度の盛儀 善光寺 御開帳
「牛に引かれて善光寺参り」で知られる信州善光寺(長野県)。浄土宗大本山善光寺大本願と天台宗大本山善光寺大勧進の二宗派の大本山によって護られています。その御本尊「一光三尊阿弥陀如来」の御身代わり「前立本尊」の御開帳が、4月3日(日)から6月29日(水)まで、さまざまな盛儀が営まれます。『善光寺縁起』によれば、一光三尊阿弥陀如来は、インドから朝鮮半島へ渡り、欽明-683x1024.jpg)
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遠くても一度は参れ善光寺 令和4年度御開帳 日程
七年に一度だけ行われる長野・善光寺の御開帳。本来であれば昨年4月に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症まん延のため延期を余儀なくされました。一年の延期を経て営まれる盛儀に足を運んでみてはいかがでしょうか。 前立本尊御遷座式―4月2日 御開帳前日の午後に行われる「前立本尊御遷座式」。白装束の男性たちが秘仏である前立本尊が納められた厨子をのせて、御宝庫から-1024x680.jpg)
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ウクライナ緊急支援 浄土宗 国連UNHCR協会に100万円を寄託
3月9日、浄土宗が、ロシアの侵攻によりいまだ混乱続くウクライナの人々への支援を目的に、世界の難民支援の日本窓口である国連UNHCR協会へ100万円を寄託した。同日、浄土宗東京宗務庁(東京都港区)において目録の贈呈が行われ、川中光敎宗務総長より同協会の川合雅幸事務局長に支援金の目録が手渡された。支援金は、武力衝突により避難を余儀なくされたウクライナ難民の命を守
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宗立校OB 浄土宗へ高性能空気清浄機 寄贈
2月16日、IT関連機器メーカーである株式会社バッファローを傘下に持つ株式会社メルコホールディングス(名古屋市中区)が、関連会社が販売する高性能空気清浄機『Airdog(エアドッグ)』1台を、浄土宗宗務庁(京都市東山区)に寄贈した。同社の代表取締役である牧寛之氏は、浄土宗の宗立学校である東海中学・高等学校出身。同氏は一昨年12月、コロナ禍を踏まえ、後輩たちが
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能楽を通じ 地域や仏教を感じる場に 能楽堂「三蔵」建立 奈良・九品寺
奈良県御所市の九品寺(清水良彦住職)では、境内に能楽堂「三蔵」を建立。地域の話題を集めている。 「三蔵」とは、お釈迦さまの教えである「経」、仏教教団の規則である「律」、教義の綱要書である「論」を総称した呼び名のことで、仏教の教えを基盤にして、胸躍らせ心響かせる癒やしの場となるよう願いを込めて、能楽堂を「三蔵」と名付けたという。 2月26日には檀信徒約40名が