ニュース一覧
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宗祖 法然上人を偲ぶ 御忌
4月のうららかな日差しのもと、総本山知恩院、大本山増上寺・金戒光明寺・百萬遍知恩寺・清浄華院・善光寺大本願では、浄土宗を開かれた法然上人を偲び、忌日法要「御忌」が営まれます。 「御忌」とは、「お念仏をとなえれば誰でも極楽浄土に往生できる」との教えを掲げて浄土宗を開き、生涯をかけて人々を導いた法然上人のご命日に、その遺徳を偲んで営まれる法要のことです。法然上人 -
介護者の共感とつながりを求め お寺おむつプロジェクト 大阪・安福寺
高齢者らを介護する家で使わずに余った紙おむつを寺で集めて必要な家庭などに贈り、同時に“支え合いの心”を広めようという「お寺おむつプロジェクト」を大阪府柏原市の安福寺(=大﨑信人住職)が昨年秋よりスタートさせ、地域での協力の輪が広がりつつある。 きっかけは、肉親の介護をする人の集い「介護者カフェ」を大﨑住職が企画する中で、檀信徒の男性から「一周忌を迎えた母親の -
現代版「笠地蔵」 年末に子どもたちへ食料届ける
長野県松本市の玄向寺(=荻須眞教住職)では、令和2年から「笠地蔵プロジェクト」として、年末に支援を必要としている家庭の子どもたちへ食料品を届ける活動をしている。これは同寺副住職の荻須真尚師が、コロナ禍の影響で困窮する家庭が急増していることを受け、何かできることがないかと思案し、企画したもの。「昔話の笠地蔵にならい、長期休暇で給食がなくなる年末に食料を届け、子 -
子どもの笑顔 境内に広がる お寺で謎解きウォーク 福岡 授手の会
福岡県筑後地区の浄土宗若手僧侶有志で組織する授手の会(山下公義会長・福岡県小郡市實相寺住職)は、久留米市の魅力発信と地域資源を活かした街づくりを目的に催し等を展開する「久留米まち旅博覧会」が主催する体験プログラムの一環として、10月24日と12月19日、同市の大本山善導寺を会場に、「家族で楽しむ お寺で謎解きウォーク」を開催。両日合わせて10組45名が参加し -
95名の新たな僧侶が誕生 知恩院・増上寺 伝宗伝戒道場成満
浄土宗の教師(僧侶)になるための最後の修行である伝宗伝戒道場が、12月5日から25日まで総本山知恩院(=京都市東山区・伊藤唯眞猊下)で、12月7日から27日まで大本山増上寺(=東京都港区・八木季生台下)で行われ、計95名の新たな僧侶が誕生した。伝宗伝戒道場とは、浄土宗が伝承する重要な「宗」の系譜と、浄土宗僧侶が守るべき「戒」を授かる道場で、双方を授かって初め -
侍ジャパン・大野雄大選手 母校の佛大に凱旋 東京五輪 金メダルを報告
京都市北区にある佛教大学(伊藤真宏学長)は、卒業生のプロ野球中日ドラゴンズ・大野雄大選手(33)から東京2020オリンピックでの金メダル獲得報告を受けるにあたり、12月17日に「大野雄大選手東京五輪金メダル報告会」を開催した。大野選手は野球日本代表・侍ジャパンの投手として、アメリカとの準々決勝、1点を追う九回に登板。試合の流れを変える力投を見せ、金メダルの獲